◇人間関係を作るために飲む。これも仕事の1つ。
皆さんはお酒、得意ですか?
それとも不得意ですか?
お酒が得意な人もいるでしょうけれど、中には不得意な人もいることでしょう。
けれど、お酒は仕事上、どうしても避けて通れません。
会社や商談において、お酒は大きな力を発揮するからです。
と、いうことで、今回は、私自身得意ではないのですが「酒の席」の話をいたします。
以下に、日経新聞のNOKKEI OULUS 1(3月9日)から抜粋します。
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<酒の席の気配りも“仕事力”>
おいしいお酒や料理を囲みながら、人間関係を深め合う酒席。
楽しい場であると同時に、いろいろな力を試される場でもある。
「今日は無礼講で」と言われても、礼儀知らずになってはいけない。
敬語で話すのはもちろん、相手を不快にする話題、たとえば愚痴や陰口、下ネタを持ち出すのはもってのほかだ。
最悪なのは、周りのペースを無視して深酒すること。
悪酔いしないように、水を飲みつつ楽しんでもいい‥
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この記事には、酒の席のマナーなどが詳しく書かれていた。
その中で「力を試される場」というのは共感できる話である。
かくいう私は、ビール、発泡酒、ワインは好きだが、体質的にお酒に弱い。
若かりし頃は、仕事で一番の苦手が酒の席とゴルフであった。
呑めばすぐに真っ赤になる。量が増えると苦しくなる。
恰好わるいし、弱々しいし、皆が盛り上がっているのに、これはマズイ。
二次会はかなり厳しい。三次会は不可能。
いつも思っていた。
「酒が強くて、ゴルフができたら、今の何倍も出世できるのになぁ‥」
ゴルフは体質ではない。しかし、やりたくないのだ。
そんなことをするなら、マラソンした方が100倍楽しいのだ。
嫌々ゴルフの練習をしたが、結局上達しなかった。
コースでは迷惑のかけ通し。ゴルフを学ばせようとした上司もついに諦めた。
もし、酒がたらふく飲めて、ゴルフができたら。それと、囲碁と英会話ができたら‥
“もし”なんてないが、私の年収は今の2倍になっていたかも。^^
そんな私も、今では、酒の席にも馴れて不得意ではなくなった。
まず、無理して飲まなくて良いということを知った。大事なことは対話なのだ。
飲むことは口実である。本当は、皆、和気あいあいと楽しくお友達になれればいいのである。
食事を楽しみ、少量でも酒に口を付け、それぞれがほろ酔いとなる。そして、職場では表現しない、生の自分を伝えあう。酔って、少々だらしない自分を見せることで人間関係を作る。
格好いいだけが良いのではない。むしろ、格好いいだけでは、本当の友情は築けない。人は、少々オカシナところが面白いということもあるのだ。
さて、私自身、接待のとき深酒をやってしまい、不覚にも寝てしまったことがある。
「菊川はしょうがないやつだ。接待で介抱されやがった」
これは当時の上司のお叱りの言葉である。
お客様を酔わすのに、自分で酔ってどうするのか。
ともかく、お酒の席も仕事である。
だから、お酒の席の名人になる必要はないが、そこそこのお付き合いができる程度にはなりたいものである。
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