☆栄枯盛衰は世の習い。
草木は春と共に繁茂し、冬と共に枯れゆく。
繁盛は永遠に続かない。成功もやがて風化する。
さて、とある病院(小さな規模の医院)が近く閉鎖になるという。
以下に、そのときの話を再現してみよう。
「その病院、今年一杯で閉院になるみたい」
「どうしたの?」
「患者が減って、設備も古いし、新しい設備にしても元が取れない。それで、院長は雇われで気楽にやろうと‥」
「ふーん。独立してもやれるし、サラリーマンでもやれるということか。医者というのは恵まれているなあ」
「そんなことない。駅の近くには10件もあって、徒歩3分圏内に5店舗もあるんだから」
「ほう。それじゃあ お客は減るわな‥」
と、いうことで、もはや医者はあまっているのである。
古ぼけた設備の病院に客は集まらない。
新しく投資しても回収できないから廃業してサラリーマンになる‥
まさに栄枯盛衰、医者もなかなか大変だ。
どんなビジネスも同じ。未来には、その使命を終えて廃業が待っている。
私の仕事も同じだ。商品は時代と共に古くなるし、いろいろ工夫するのだが、いつか駄目になることだろう。
けれど、それで良い。全部含めて、それが人生だ。
勝っておごるな、敗れて嘆くな。
悔いなく生きれば、それで十分ではないか。
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