☆弱い立場のプロレスラー。
帰宅途中の通勤電車の吊り棚に三流新聞があった。
このような新聞は日頃買うことはない。
その新聞を開くと、プロレスラーのファイトマネーの情報があった。
読むと、何とも物悲しいプロレスラーの実態が書かれていた。
以下に、その文章を抜粋する。
長州力は「全盛期は1試合30~40万円で、多い時は年収9000万円あった」と明かした。だが、最近では大物選手が「20万円でも応じてくれる」という。
しかも、挙行数が激減、エース級の年収は約2000万円である。
3年前、公になった団体の年商は約11億円。
そこから試算しても妥当な数字だ。
名のある選手でも、1試合3~10万円で、無名選手は5000円だ。
ある選手は、年間80試合ほどこないして、「昨年の年収は680万円だった」。
あるアイドル系の元女子プロレスラーは、数年前に引退。
「最盛期は年収1600万円あったが、400万円にまで減り、割に合わないと思った」と述べている。
数十人の選手を抱え、年商11億円ではぎりぎりの経営だ。
月1億。場所を用意し、CMを打ち、チケット販売、設営、さらに試合を形作る。
選手やスタッフの宿泊費、移動交通費などを考えると儲からない。
あの体を維持し、過酷な仕事をして、年収が680万円だったり、400万円だったりして、怪我をしたら終わりというのでは成り立たなくなる。
過去、プロレスは大人気だったし、強い人はものすごく稼いだもの。
けれど、今は、食うや食わずの生活である。
ここにも栄枯盛衰がある。プロレスの商品価値が明らかに弱っている。
プロレスラーも大変。その他の仕事も大変。
少々の苦労で、「私は恵まれない」なんて言っているようでは世間知らずだ。
どんな仕事も、順風満帆なんてことはない。うまい話などない。
普通に生活することは簡単なことではない。
だから挫けず、足元を固め、頑張るしかない。そして、実証を示す。
それも広宣流布の闘いだと私は思っています。
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