☆親孝行とは何だと思いますか?
良き息子、良き娘であることでしょうか。でも、“良き”とは何でしょうか。
若かりし頃、それが何かを私は知りませんでした。
それが報恩感謝の念と行動であると知ったのは父が死んでから。
私は父が亡くなる3ヵ月前、髭を剃ってあげました。
父に何か直接、明確にしてあげた親孝行はそれだけです。
やがて父を亡くし、母が一人になったとき、私は生まれて初めて母に「何かをしなければならない」と考えるようになったのです。
私は思案し、母が元気になるまで手紙を書こうと決意しました。
その手紙の記事は、→
ここをクリック!
もちろん、電話でもいいのですが、何度も読み返せる手紙は母にとって大きな励みとなるだろうと考えたのです。その手紙で、最も母が喜んだことは、私が信心を本気でやるようになったことでした。
私は窓際族になり、悩んで信心をするようになっていました。
祈り、学び、活動するようになった私は、母に御書の一節や池田先生の指導を書き送り、また、私の折伏や信仰の歓喜を伝えたのです。
父が亡くなってしばらくの間は、お盆、正月と常に帰郷し母を支えました。
何をするというものでもありません。
一緒にいること。ささやかな家事をサポートすること‥
母親にとって子供とは人生最大の事業であり誇りです。その息子が、善良で、健康で、しかも社会人としての勝利を得るならば、それ以上のことはないのです。
その根本は信仰にあることを母は知り抜いていました。
私は信心を深めました。母はそのことをとても喜んでくれました。
いつしか母は元気になり、今、幸せな老後を生きています。
過去の故郷の記事は、→
ここをクリック!
<別館>ブログトップへ
<創価の森通信>へ
<本館>ブログトップへ