☆先手先手で対応する必要あり.
最初に、これは「個人的私見でしかない」と申し上げておきます。
と、言いますのも、このような記事を書くと、必ず「それは違う」とのご意見を頂くのです。私は、論争をするつもりは一切ありません。
正邪を論じているのではないし、何かを批判しているわけでもない。
「私はこう思う」と言っているに過ぎない。
思うことと、正邪を論じることとは違う。
そのことだけはご理解いただきたいと思います。
日本 では、安保法案が衆院を通過しました。
問題は、「戦争法案」というレッテルです。
戦争にならないようにしようという法案を、あたかも戦争をするための法案だと言っている。それは明らかに言い過ぎだと思います。
まして、「徴兵制にもつながる」というような発言は何だろうか。
根拠のない発言にあきれ返るばかり‥
幾重にも安全装置を付けた法案である。公明党は努力した。
国を侵されないように、考えに考え抜いた。
公明党の功績は、→
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重箱の隅をつつけば、矛盾もあろう。しかし、スピードも大事です。
時期を逸してはならないと考えたのでしょう。
100点満点の答えを策定しようとするなら5年も10年もかかる。
それでは到底、間に合わない。
選挙の不公平の問題を是正することすら決められないのに、どうして9条下で国防が理想的にまとまるだろうか。18歳の投票権とて半世紀近くかかったのに。
そんな呑気な話で準備していたら‥
私は必要以上の時間をかけることは不利益と思います。
今回のタイミングには正直なところ驚きましたが、今は納得しています。
中国 は、明らかにオカシイ。
先日、人権擁護派の弁護士を100名以上一斉逮捕した。
意見を封じ込める中国政府‥これは何を意味しているのか。
キリスト教の宗教関係者の逮捕も行われたという。
政府に都合の悪い情報源は、ことごとく排除する動きである。
海洋覇権の実力行使は収まらない。
その海洋問題は、→
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尖閣北方の油田採掘塔に、軍事用レーダーが設置されるとの報道もある。
ここに軍事用レーダーが設置されたら、東シナ海の問題はさらに大きくなる。
紛争地では漁業はできない。
国は国民の権利を守る義務がある。
海洋問題で、貿易や漁業、空路などに問題を発生させてはならない。
どのように手を打つのかが問われ、今回の安保法案がある。
「戦争反対!」と騒ぐだけでは事態は悪くなるだけだ。
具体的にどうするのか、それを公明党は考え抜いた。
私はそのように受け止めている。
ギリシャ は、国民投票で借金返済を放棄する採択をした。
その採択の記事は、→
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しかし、EUはそのことを容認しなかった。
むしろ、ギリシャは「信用を失った」のである。
「国民全体がやる気がない」‥ならば、信用はできないと。
もめにもめて、結局、元通り。借金を払うことになった。
と、国民の不満は政府批判に転じた。流血のデモ、ストライキが発生している。
現実は厳しい。借金を払わず、福祉を削らず、平穏無事な生活を続けたいと主張するのは子供の発想ではなかろうか。
稼ぎに応じた生活、身の丈に合った歩みしかできない。
自動車を自転車に変えて、ビールやワインを水に変えて、耐えるべきことを耐えなければ、国の存立が危ういとするなら、あえてそうするしかない。
「皆さん、貧乏に耐えましょう。もう一度、元気なギリシャを作るために力を合わせましょう」‥このようにできるか否か‥
国も個人も同じだと私は考えるのです。
問題は放置してはならない。責任を放棄もできない。
考え抜き、手を打っていく。動く、頑張る。それが政治の仕事です。
傍観していたら、民間企業などあっという間に倒産します。
危機が迫れば、手を打つ。これは経営の絶対条件です。
ギリシャのような後手後手では国が弱まるばかり‥
道路に陥没がある。被害者が出る前に、即座に交通規制をして、穴を埋めなければならない。穴を埋めるのに、何か月も何年も放置はできません。
ですから、私は、安保法案通過を容認できるのです。
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