☆ネット論争消滅を祈っています.
長々と「べき」について語りました。
この考え方も私の「べき」に過ぎませんが、何かしらのご参考にしていただければ幸いです。
7年近くネットに身を置き、異常な批判や論争が野火のように広がり、多くの方々を苦しめてきた現実を見てきました。
私自身、怒りの本質が理解できるまで苦しみました。
7年間耐え、悩み、祈って歩んできました。
結果どうなかったか。私は大きな功徳を頂きました。
その功徳を今は語りませんが、定年退職したらお話したいと思っています。私は批判され続けたことに心から感謝しています。
怒り狂う 人がおられます。
ストーカーのように付きまとう人がおられます。
そういう人たちは、常に自分の考えが正しいのです。
当人の考えの範囲の外にある考えや行動を許せないのです。
怒りと腹立たしさに、相手をやりこめたいと思う人に申し上げます。
それは、あなたの「慢心」かもしれません。
あるいは「了見の狭さ」かもしれません。
もし、あなたが本当の池田先生の弟子であるとの自覚があるなら、批判する前にお題目を1時間でも唱えてみてください。そこから得られる本当の慈悲から、最善の方法とはなにかを考えてください。
欲が妨げられると、出てくるのが瞋恚(しんに)、怒りの心です。
瞋恚とは十悪に含まれる悪徳です。
「十悪」とは、殺生・偸盗・邪淫・妄語・綺語・悪口・両舌・貪・瞋・癡の十のことで「十不善業」とも言います。
怒りからの批判は、全部、その人自身の宿業になります。
他をやりこめているようで、自分自身をやりこめることになります。
炎の中 に身を焼き、連日連夜批判を繰り返す人がいます。
何という愚劣さでしょう。何という醜い人生でしょう。
例えば勉強しない受験生がいたとします。
親のあなたは心配し、勉強しろ!と言います。
そして、人格、品格までを連日批判します。
あるいは、愛の鞭と定義して体罰もすることでしょう。
さて、100万回注意すれば、勉強するようになるでしょうか?
体罰で勉強し、成績が向上するということはあるでしょうか?
正しい「べき」だから延々と繰り返す?
有効でないことを繰り返すのは愚かなこと。
現実に国内では、児童虐待が右肩上がりで増加しています。
「理屈」で考えるからでしょうか。「潔癖症」だからでしょうか。
60点の子供をマイナス40点として見るのか、プラス60点と見るのか。
重箱の隅をつつき、あらさがしをして365日批判を繰り返す。
何という哲学のない、寛容性のない人でしょう。
怒りの正体 は、実力不足だとも言えるのです。
あるいは愛情、温かな心の欠如だとも言えるのです。
方法論が実らない。そして、理解しないことを他人のせいにする。
これが問題なんです。自分の実力不足を棚に上げて相手のせいにする。
本当に相手の幸せを真心から願うなら、ワープロではなく、電話や、直接会って真剣にアドバイスしてはどうですか?
本気で、その人を救いたいなら直接会うことです。
「遠方だから会えない」という人に申し上げます。
だったら、あなたのその慈悲は偽物です。その程度の気持ちで批判をしないでいただきたい。
私は遠方の批判者に、飛行機に乗って会いに行きました。
「来い!」と言われて行きました。誠心誠意、尽くすことです。
それでも受け入れられないなら、お題目を送る。
その人が幸せになるように‥そういうことが大事です。
言って聞かないなら同じ方法をとらない。工夫することですよ。
寿量品の「良医病子の譬え」はまさに仏の智慧の導きです。
単に批判を繰り返すだけを正当な言論と考えるのは浅はかです。
ただ、1つ異常な批判を繰り返す人に価値を見出すとするなら、まさに悪僧・日顕のような反面教師としての価値でしょう。
批判される人 に申し上げます。
オカシナ批判があっても、読者は正しく見ているのです。
そのことを教えてくれたのが浮舟さんでした。
「
言葉は他者を励まし、その心に灯をともすためにこそ在る」
他者を励ます温かな言論をせよと語られていました。
浮舟さんの記事は、→
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随分以前になりますが、浮舟さんは私への連日の批判を見るに見かねて次のような意味のコメントでくださったのです。
「
読者は正しく見ています。気にしないことです」
どんなに巧妙な企てをして批判をしようと、読者は双方の話を見て正しく判断できるとのことでした。以来、私は、批判合戦をやめた。(やめることができた)
悪口を言いたい人は、言わなければ生きていけないのです。
ですから、ネットで巻き起こる異常な批判合戦に同調してはなりません。命が汚れるだけなのです。そんな人たちの異常な言論を見る暇があったら、私たちはもっと見るべきものがあるはずです。
三猿運動(みざるうんどう)を提唱したのはそのためです。
その提唱記事は、→
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批判ばかり、意地悪ばかりする人は可哀そうな命の人です
ですから、お題目を送ってあげましょう。そうすれば、私たちは批判を浴びながら、ますます輝かしい命を得ることができます。
「批判を歯牙にもかけず、信心根本で信念の道を歩む」こと。
これが真の創価学会員の生き方なのですから。
批判される人に、最後に申し上げます。
その悲しみや腹立たしさをエネルギーに変えて頑張りましょう!
祈る。努力する。成長する。幸せになる。
相手は損をする。こちらは得をするんです。
そうして、1年、3年、5年、7年と差が開いていきます。
全部福運に変わっていく。功徳になっていく。
そのことは、この私の7年の歩みでも明白です。
以上で、「怒りの正体」シリーズを終了します。
その
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小説「新・人間革命」の28巻が終了しました。残り2巻です。
29巻か、30巻のいずれかに悪僧・日顕が登場します。
彼こそ、「怒り狂った」人であり、「炎の中に身を焼いた」人です。彼の腹黒い「べき」は、池田先生への徹底した弾圧を企てました。
日顕の記事は、→
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その弾圧に、池田先生はどのように対応されたのか。
残り2巻に注目したいと思っています。
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