☆英国首相にメイ氏決定の新聞記事を以下に添付します。
今、私が最も注目するニューが英国のEU離脱です。
私は「EU離脱なんてできる訳がない」と申し上げました。
その記事は、→
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離脱することで大きな損害を被るのだから、そのことに気づいた国民は「やっぱりEUに留まる」と動くに決まっている申し上げました。
しかし、そうではない。新首相表明をしたメイ氏は、「EUから離脱することは決まったこと」と言い、「後戻りせず進める」と言い放った。
私はただビックリして、目が点になっているのです。
そもそもメイ氏は政権与党の一員であり、しかも残留派でした。
その残留派のメイ氏が、離脱を運ぶという。
みすみす損害が出ることが見えていても、国民が決めたことだから実行する・・こんなことが本当にありうるのでしょうか。
これは間違った判断ではないのでしょうか。
一般の会社なら、朝令暮改は当たり前。損害が出ると分かっているなら、皆が反対しても方針を変えなければならない。
そうしないと体力のない会社はあっという間に倒れる。
そんな私の感覚からすると「ありえない」こと。
メイ氏の心中はまったく分からないが、信念と決意があるのでしょう。
頑張って、損害を極力小さく運んでほしいと思いますが、一方で、EUの立場からすると英国を有利にはできないという現実があります。
もし、英国が離脱で有利になるなら、EUそのものが崩壊するからです。英国が勝つなら、EU加盟国は英国のマネをする。そうなるとEUは崩壊する。だからEUは防衛上、英国には辛く当たる。これは、戦争と同じなんです。
EU側は負けられない。メイ氏もそのことは分かっているはず。
その茨の道を決然と歩むというのですか?
まったくスゴイとしか言いようがない。
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