☆山崎正友は何者なのか.
前回、「会長勇退とは何だったか」と題して記事を書いた。
http://sokamori2.exblog.jp/26546209/
山崎正友などが登場するであろうと申し上げていた。
その正友(山脇友政)がついに「大山15」に姿を現した。
大山の章8では、鮫島源治(副会長)が「総本山は旅館業と同じである」「宗門の学会批判は妬み(ねたみ)による邪推である」と語り、こともあろうに「すべて副会長全員の意見である」とまで会合で語ってしまった。
これが導火線となり、宗門は緊急理事会を開き、池田会長に対し「総講頭辞任勧告」を決議、勧告書を送り込んだ。
4月4日、
正友は青年部長と理事長に次のように語った。
「鮫島発言によって宗門は徹底して学会を攻撃する構えです。
事態収拾のためには鮫島副会長を処分するのは当然ですが、それだけでは収まりません。
池田先生にも法華講総講頭を辞任するだけでなく、学会の会長も辞めていただくしかないでしょう。
そうしない限り、若手僧侶が矛を収めることは絶対にありません。
宗門の怒りがさらに高じていけばどうなるか。
最悪の事態を覚悟する必要があります」・・
正友は創価学会の弁護士の中心人物である。
彼は宗門最高幹部と学会最高幹部のパイプ役をしていた。
その正友が「(池田会長に)学会の会長を辞めていただくしかない」との発言をした。ここから創価学会の切り崩しを図る。
4月5日、立川文化会館で学会の首脳会議が行われた。
この会議の状況から池田会長は語る。
「
いよいよ魔がその目論見をあらわにした」
「創価の師弟を離間させようとする陰謀ではないか」・・
ここからわずか20日後、衝撃の会長勇退となる。
この20日間に、いったい何が起こったのだろうか。
立川文化会館は、学生部時代に会合で出入りしていました。
しかも、この年、私は池田先生にお会いしているのです。
臨場感を感じつつ、連載を読んでいます。
小説・新人間革命30巻感想文カテゴリは以下のURLです。
http://sokamori2.exblog.jp/i49
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