☆幸せは成仏にある.
Q1.(穢土に住んでいる)Q2・3. (だめ人間・能力がない)
http://sokamori2.exblog.jp/26663494/の質問に回答します。
A1. (穢土は使命の場所)
あなた様は「ふきだまり」のようなところだとおっしゃる。
では、花形部署で仕事ができれば幸せなのでしょうか?
私は花形部署で仕事をし、花形部署の幸せと不幸を見てきました。
花形部署は競争が激しく、負ければ部署移動があるし、部署移動がなくても、できの悪い人は昇進昇格が望めず、失望して転職します。
芸能界みたいなもので、厳しい生存競争にさらされるのです。
少々優秀でも、優秀な人ばかりですからうだつは上がりません。
光強ければ影も濃い。そういう世界です。
一方、私は花形部署で仕事をする前は、現場仕事でした。
夜勤もあったし、日曜出勤は当たり前。
肉体労働ですからクタクタにくたびれました。
汚れ仕事でしたが、私はその仕事に誇りを持ってやっていました。
なぜなら世のため、人のためになる仕事だったからです。
けれど給与は安く、もっと稼ぎたいと思っていました。
このどちらの仕事も、良い点と悪い点がありました。
どちらの仕事も楽しいことと苦しいことがありました。
欠点のない仕事はこの世にはない。
私は少々、問題がある職場にやりがいを感じます。
あなた様は2年間も仕事を続けることができた。
今の仕事の中に生きがいは見つけられないでしょうか。
ふきだまりを素晴らしい部門にすることはできませんか?
暗く悲しい世界を、笑顔が溢れる世界にしたくはありませんか。
あなた様が悩み苦しんでいるように、皆も悩み苦しんでる・・
だとすれば、あなた様がその場所で信心で幸せになれば、その実証で仏法対話もできることでしょう。
過去、「学会と分かると職場にいられなくなる」という意味のコメントをくださいましたが、そんなことは本当にあるのでしょうか。
憲法では思想、宗教の自由が保障されています。
他宗の寺院での勤務でない限り、問題はないと思うのですが・・
私は職場で学会宣言をしていますし、平気で学会の話をします。
(かくいう私も、隠れ学会員だった時代があります)
不幸な部門ということは、仕事が沢山ある職場と私は考えます。
職場に貢献し、職場を良くすれば評価もいただける。
そのように考え、前向きに生きることはできないでしょうか。
A2&A3. (あなたは有能な人です)
あなたは無能な人間でもないし、だめ人間でもない。
あなたは容姿が整い、人に好かれるという財産をお持ちです。
でも、あなた自身、人生を相対的に見て、勝他の念が強いのでしょうか。
他と比べ、他より勝っていれば幸せ、他より劣っていれば不幸・・
そんな風に思っていませんか?
かくいう私はそういう時代がありました。
今、まったくないといえばウソになりますが、ほとんどありません。
祈って、祈って、祈り抜いて、そういう命はどこかに行きました。
さて、マリリンモンローは能力もあり皆から愛されました。
彼女は異性からモテた。けれど、幸せでしたか?
彼女は「幸せとはなにか」を知らないまま亡くなったのではないでしょうか。
なぜ私たちは成仏を目指すのでしょうか。
それは仏になることが幸せだからです。
一生成仏の人生に、揺るぎない、本当の喜びがあるからです。
その仏は、仏道修行に生き、利他を楽しむのです。
周囲の幸せを願い、周囲の不幸に同苦し、励まし、励まされて生きる。
その境涯は、穢土の修行で急速に得られます。
「極楽百年」の修行ではなかなか変われません。
悩んで、悲しんで、でも、仏道修行で変わる。
穢土の1日の修行がどれほど大きな修行になることか。
今の悲しみや辛さを糧にして信心に励むことです。
自身の宿業と戦うのです。敵は自分ですよ。
自分に原因がある。外に原因があると思って祈っては変われません。
信心とは、自分の宿命、宿業との闘争です。
今こそ、もう一度、小説人間革命を読み、祈っていただきたい。
転職などの方法論に頼らず、自己の宿業と戦っていただきたい。
仏になるための百万遍、ぜひ、やってみてください。
尚、私の仕事に関する考え方(全50編)の記事URLを以下に示します。
職場での身の振る舞いのご参考にしてください。
(一番下の記事からご覧になってください)
http://sokamori2.exblog.jp/i34/5/
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