☆罵倒する相手との戦い.
Q1.<さらし者にされる>
40歳を過ぎて大勢の前でさらし者のように罵倒されます。
自分を全否定されているようでこたえます。
でも負けたくないです。
A1. <仏法の戦い方>
どの程度の罵倒か分かりませんが、その苦悩の一端は分かります。
なぜなら私自身も罵倒され、さらし者になってきた体験があるから。
あなた様は、職場で誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る人。
すなわち有能な社員です。
だのになぜ、皆の前で罵倒されるのでしょうか。
「負けたくない」どころか、それは負けられませんね。
さて、さらし者にされるにも理由があることでしょう。
1.とんでもなく悪い社員なので許さないと上司が思っている。
2.あえて叱ることで、他の社員全体に注意をしている。
3.何かに腹を立てて、怒りをぶつけている。
4.他を叱ることで自分を偉く見せようとしている。
5.誰かの指示でその役目を担っている。
シングルマザーさんの場合、1ではないでしょう。
もしかすると、叱っても受け止めてくれるとの信頼があって2(あえて叱る)ということはありませんか?
私は長年にわたって、会社オーナーから「あえて叱られた」のです。
皆の前で叱るというのは、その人を叱るという意味より、むしろ全体に知らしめるという目的があるのです。
でも、あえて叱られたとしても嫌ですよ。
まして、窓際族のような厳しい現実に直面したら・・
私は生まれて初めて「殺意」を覚えました。「許せない!」と。
方法論として、内部告発も考えました。
でも、私は仏法に照らして、そこまでの極端な方法は用いなかった。
罵倒されても、上司が悪い場合は周囲はあなたを卑下しません。
会社に貢献している人を罵倒するなら天ツバです。
明らかに仕事をしていない人が叱られず、明らかに仕事をしている私が叱れるのですから、周囲も含め、そのことは分かるのではないでしょうか。
一方、3~4は悪い上司で、こういう上司とはケンカしてもよいです。
こういう人間なら場合によってはパワハラで訴訟も可能です。
5の場合は、単独犯でなく、裏側に人がいてのこと。これは、叱られる当事者が会社にとって危険人物と目され、直接手出しにくい人への対処方法になります。
本当に悪意のパワハラなら、法的手段で戦う、ということはあるでしょう。ただ、骨肉の争いになるし、疲れ果てることになる。
おだやかな方法は、その上司のさらに上の上司、会社上層部に問題の解決を訴えるのです。
しっかりと仕事をしているにも関わらず、必要以上に叱ることはパワハラであり、そういう問題の管理者は会社にとって有害だからです。
会社としても有害な管理者の存在は放置できませんから。
私なら、2つの方法で戦います。
1つは信心根本で、しっかり仕事をして認めさせる、ということです。
私が過去、離婚も窓際も解決したのはこの方法です。
もう一方で「対話」があります。
正面から、罵倒する上司に「面談」を申し出るのです。
すなわち「上司に異議を申し立てるのです」決然と戦うのです。
「私はこの職場で私の職務をほぼ果たしている。それなのに、なぜ、皆の前でさらし者にするのでしょうか。明らかなパワハラであり、とても仕事が続けられません」と言うのです。
この抗議の方法は数えるほどですが、私自身使ったことがあります。
ただし、このように勝負するなら、その上司を完璧に負かせる必要があるかと思います。
でも、意外と、この方法で改善される場合もありますよ。
そういう戦いを望むか、望まないか・・
ともかく、
>自分に酷いことをしている人たちが自分の宿業を取り去ろうとしてくれるのだと感謝して・・
これは王道の戦い方です。まったく正しい。
自らの宿業と戦うことが一番ですね。
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