☆創価学会仏は戦う.
1979年(昭和54年)、私は19歳でした。
この年、私は創価大学のキャンパスで池田先生にお会いしました。
先生は一緒に写真を撮ってくださった。
なぜ私は池田先生にお会いしたのであろうか・・
この新人間革命30巻執筆で、まさか、小説人間革命の終わりが1979年であろうとは夢にも思いませんでした。
本日、大山の章(たいざんのしょう)が終わりました。
新人間革命30巻の冒頭の章は、池田先生の会長勇退、その時、天魔・邪宗門が創価学会の支配を狙い5・3本部総会に登壇したということ。
嫉妬と支配欲に染まった宗門から会員を守るために勇退された池田先生。
勇退と邪宗門の参入が同時だった・・当時の異様な描写は、やがて魔僧・阿部日顕の学会破壊に繋がります。
池田先生を組織から外し、会員の視線を宗門に向けさせようと画策した悪僧たち。その野望の第一歩を印したのが5・3の本部総会でした。
池田前会長に与えられた挨拶の時間は10分間しか与えられなかった。
先生を片隅に追いやり、これからは宗門の時代と示すかのように壇上を僧が占め、記念講演を法主が行いました。
天魔の蠢動に会員は驚き、戸惑い、苦悶したことでしょう。
暗黒の世界の扉が開いたような5・3だったのでしょう。
この夜、池田先生は和紙に次の御文をしたためられた。
大山(たいざん)
わが友に不動の信心たれと祈りつつ
54年5月3日 創大にて式後記す也.
大櫻(おおざくら)
わが友の功徳満開たれと祈りつつ 54年5月3日 創大にて 合掌.
共戦(きょうせん)
54年5月3日夜 生涯にわたり われ広布を 不動の心にて決意あり
真実の 同志あるを信じつつ 合掌.
池田先生は決意された。
「
いよいよ本当の勝負だ。いかなる立場になろうが、私は断じて戦う。たった一人になっても」(大山の章文末から引用)
あれから28星霜、先生は宗門を完膚なきまで圧倒され、空前絶後の創価の繁栄を築かれた。でも、当時のお気持ちは・・
「たった一人になっても」との決意であられた。
高い能力ゆえに妬まれ、迫害される。嫉妬、恨みつらみ。
これが人生の現実であり魔性の生命です。
その魔を見破られ、先生は決然と前進されます。
注目の第二章はいかに。
小説・新人間革命30巻感想文カテゴリは以下のURLです。
http://sokamori2.exblog.jp/i49
<別館>ブログトップへ