☆6800km先に着弾.
4月27日読売新聞夕刊記事の写真を示す。
写真解説「基地から打ち上げられたICBMの弾道の写真です」
ドキッとする見出しと写真だった。
読売新聞夕刊に大陸間弾道ミサイル実験をアメリカ軍が行ったことを報道していた。発射場所はカルフォルニアの空軍基地.
着弾は6800km離れたオーストラリア北西部の太平洋。
北朝鮮を想定した距離である。
気味が悪いのは米国本土から大型の核ミサイルを放つ意志を見せたこと。
米国から放たれたミサイルは日本の上空を飛び、北朝鮮に行く。
しかし、何かの間違いがあると日本にも韓国にも堕ちる。
考えるとゾッとする。通常兵器とはまったく異なるものだから。
その不気味な「核」という存在をまざまざと感じた。
核兵器はやはり違う。兵器を超越しているから。
サタンであり化け物なのだ。戸田先生の「原水爆禁止宣言」がなぜなされたのか、あらためて教えられている気がする。
今、公明新聞は北朝鮮をめぐる対応が一面トップ記事になっている。
活発に韓国や中国の代表者らと協議を重ねている。
北朝鮮の核武装化を阻止しようと、犬猿の仲の韓国、中国とも北朝鮮対策に協調が生まれているようだ。
敵の敵は味方・・付け焼刃の融合にせよ、公明党の働きは大きい。
局面が厳しいだけに公明党の活躍が光る。
なぜ、中国が北朝鮮の包囲網に加わってきたか。
それは北朝鮮の核武装と、もう一つ、核拡散の懸念だろう。
北朝鮮が「核兵器をビジネス化すること」が怖いのだろう。
だから北朝鮮の動きいかんでは国境を封じ、石油を断つだろう。
中国が石油を断ち、米国海軍が左右の海を封鎖すれば、北朝鮮は戦わずして負ける。ガソリンがなければ戦車は動かないし、飛行機も飛ばない。
北朝鮮の強大な軍隊は戦えなくなる。
犠牲者を出さない方法は、これしかない。
<別館>ブログトップへ