☆境涯と振る舞いが大事.
Q1.
上司と馬が合わない。私のほうが優秀なのです。
けれど、嫌味を言われるのです。
A1.
分かりますよ。私にも、そんな時代がありました。
でも、この世の中は「優秀」ゆえに虐められ、敵視されるのです。
美しいゆえに憎まれ、優秀ゆえに攻撃されるのです。
このことをあなた様は知らなければなりません。
まず、申し上げたいのは、相手は悪くないということなのです。
あなた様が相手をコントロールできていないとも言えるのです。
先輩社員たちは、会社を存続させ、今日まで苦労してきた人たちです。
あなた様がどんなに優秀でも、先輩たちは「優秀」だという理由だけで、先輩たちの縄張りを明け渡すことはできません。
あなたが優秀ゆえに先輩を注意したとします。
先輩はあなたを脅威に感じ、遠ざけ、仲間にしなくなるでしょう。
実は、それは「当たり前のこと」なのです。このことをあなたが理解しなければ100回転職しても100回同じことが繰り返されるでしょう。
あなたは相手を敬い、相手を立て、相手を幸せにする心根が必要です。
相手の縄張りを奪うという行為、それを意識しているしていないにかかわらず、そのような行為は必ず反撃が伴うのです。
年老いれば、容姿も記憶力も身体機能も落ちます。
老いというハンディを背負うのです。
そこで若いチカラの台頭に先輩たちは悩みます。
単に、若いチカラを素直に受け入れたらどうなると思いますか?
席を譲らざるを得ないのです。するとどうでしょう。
席を譲るということは、失職するということなのです。
だからこそ、出る杭は打たれるのです。
出過ぎないこと、相手の縄張りを極力荒らさない工夫が必要なのです。
あなた様はそのことが分かっていない。
私も若かりし頃、そのことがさっぱり分かっていませんでした。
私は27歳の百万遍で、自己主張を捨てて、愚直に仕事をしました。
上に立とうとか、そういう気持ちはまったくなかったです。
私はある意味、敵を作らず(多少作りましたが)出世しました。
創価学会だけですよ、ある意味、実力主義は。
社会は実力主義だけでは渡れないと思ったほうがいいです。
まずは、あえて極端な文章で申し上げました。
優秀社員さんのご感想をお聞かせください。
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