☆弘法(空海)の陰謀.http://sokamori2.exblog.jp/27817379/上記URL記事に私は以下の内容を記しました。
「釈尊に提婆達多あり、伝教大師に弘法があり、大聖人に良観が対峙しました。池田先生には魔僧・日顕が出現しました。
このように、大善には必ず大悪が寄り添うのです」
この文章は説明不足で「伝教大師に弘法があり」との一句に疑問を持たれた方から質問をいただきました。
「伝教と弘法は直接、関係していないのでは?」とのことでした。
その通りです。伝教にはある意味、提婆達多の如き魔が存在しません。
けれど、日蓮大聖人は、曾谷殿御返事(そやどのごへんじ)に伝教に対峙した恐るべき空海の謀略と行動を語られています。
以下に、その御書の部分を示し、所感を申し上げます。
(先にひらがな訳、後に原文を示します)
でんぎょうだいしと どうじに こうぼうだいしと もうす しょうにん しゅつげん せり
かんどに わたりてだいにちきょう しんごんしゅうを ならい
にいほんこくに わたりて ありしかども
でんぎょうだいしの ございしょうの おんときは
いとう ほけきょうに だいにちきょう すぐれたりと いうことは いわざり けるが
でんぎょうだいし いぬる こうにん 13ねん 6がつ よっかに かくれさせ たまいて
のち ひまを えたりとや おもいけん
こうぼうだいし いぬる こうにん 14ねん しょうがつ 19にちに
しんごんだいいち けごんだいに ほっけだいさん
ほけきょうは けろんの ほう むみょうの へんいき
てんだいしゅう とうは ぬすびと なり など もうす しょどもを つくりて
さがの こうていを もうし かすめたて まつりて
しちしゅうに しんごんしゅうを もうし くわえて しちしゅうを ほうべんとし
しんごんしゅうは しんじつ なりと もうし たておわんぬ
そのご にほん いっしゅうの ひと ごとに しんごんしゅうに なりしうえ
そのご また でんぎょうだいし の みでし じかくと もうすひと
かんどに わたりて てんだい しんごんの にしゅうの おうぎを きわめて きちょうす
この ひと こんごうちょうきょう そしっちきょうの にぶの しょを つくりて
ぜんとういんと もうす てらを えいざんに もうしたて おわんぬ
これには だいにちきょうだいいち ほけきょうだいに
そのなかに こうぼうの ごとく なる かごん こずう べからず
せむぜむにしょうしょう もうし おわんぬ
ちしょうだいしまたこのだいしのあとをついでおんじょうじにぐつうせり
とうじじ とて くにの わざわいと みゆる てら これなり.伝教大師と同時に弘法大師と申す聖人・出現せり
漢土にわたりて大日経・真言宗をならい
日本国にわたりて・ありしかども
伝教大師の御存生の御時は
いとう法華経に大日経すぐれたりといふ事はいはざりけるが
伝教大師去ぬる弘仁十三年六月四日にかくれさせ給いて
のち・ひまをえたりとや・をもひけん
弘法大師去ぬる弘仁十四年正月十九日に
真言第一・華厳第二・法華第三
法華経は戯論の法・無明の辺域
天台宗等は盗人なりなんど申す書どもをつくりて
嵯峨の皇帝を申しかすめたてまつりて
七宗に真言宗を申しくはえて七宗を方便とし
真言宗は真実なりと申し立て畢んぬ
其の後・日本一州の人ごとに真言宗になりし上
其の後又伝教大師の御弟子・慈覚と申す人
漢土にわたりて天台真言の二宗の奥義をきはめて帰朝す
此の人・金剛頂経・蘇悉地経の二部の疏をつくりて
前唐院と申す寺を叡山に申し立て畢んぬ
此れには大日経第一・法華経第二
其の中に弘法のごとくなる過言かずうべからず
せむぜむに・せうせう申し畢んぬ
智証大師又此の大師のあとをついで・をんじやう寺に弘通せり
たうじ寺とて国のわざはいとみゆる寺是なり.
(以上、御書1063、1064より引用)
空海(弘法大師)は、伝教(最澄)とは戦わなった。
戦えば負けると分かっていたのです。
彼は伝教死して1年後、「真言第一・華厳第二・法華第三」との邪義を唱え、一気に宗教界の頂点に上り詰めます。
真言宗の特徴として護摩祈祷があります。
以下に護摩祈祷のYouTubeを示します。
youtube.com/watch?v=K2b26COWF44護摩(ごま)の語源は古代インド語の「ホーマ」に由来し、これを漢字で「護摩」と音写したものです。護摩祈祷は、弘法大師空海によって伝えられた真言密教の教えに基づいた祈祷です。
炉の中に供物や護摩木(願いが書かれた特別な薪)を入れ、仏の智慧の火で煩悩を焼きつくしながら祈り、所願が成就させるという祈祷方法です。
この派手な演出が多くの人々を魅了したのでしょう。
瞬く間に、日本全土に真言宗は広がりました。
結果、伝教大師が確立した日本天台宗を邪宗化させるに至ります。
この真言宗の台頭に加え、念仏が広まりました。
その濁悪の末法の時代に、日蓮大聖人は御生誕されました。そして、大聖人は、この空海の恐るべき陰謀の一切を見抜かれ、破折されたのです。
標題に「悪人の使命と価値」としていますが、空海ほどの魔僧は、まったくの破壊者であり、反価値の最たるものです。
私たちは、仏法破壊者の弘法(空海)から次のことが学べると思います。
「外見で判断してはならない。内容から正しく判断することが大事」
先日、他宗(臨済宗)の寺院を見ました。
とても美しい庭園に感心しました。
http://sokafree.exblog.jp/27841950/でも、中身は反価値のニセ仏法です。
ニセ仏法では絶対に幸せになれません。
学会の会館には、他宗のような豪華な庭園はありません。
護摩祈祷のような派手な僧侶の祈りもありません。
でも、私たちだけが本当の幸せを掴めるのです。
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