◇「国民の生活が第一」を「国民の生活が第一」は果たせない。
少し古い話である。(^^)
小沢氏が4度目の新党を立ち上げ、「国民の生活が第一」という党名を掲げた。
消費増税に反対し、原発再稼働にも反対している。
この新しい政党は、しっかりと仕事をする政党だろうか?
私は小沢新党が「国民の生活が第一」の役目を果たせるとは思えない。多くの人たちも同じだろう。
何故なら、「反対!」ということが主体だからである。
私ぐらいの年齢なると、「反対!」というのは評価に値しない主張である。
例えば、「給料が安い!」と批判したとする。これは愚にもつかない主張である。
「こうすれば儲かる!儲けて、全員の給与を増やそう!」
これが正しい主張である。
大事なことは「国民を幸せにするプラン」である。
壊す前に、将来の明確なビジョンを掲げ、徹底したシュミレーションから計画を作り、今の不完全な仕組みを生かしつつ、新しい有効な仕組みを1つ1つ組み込むことである。
現実は忍耐力が必要だ。一瞬にして不良が優良に変わることはないからである。
そこには、執念の調査と分析、問題の正確な抽出、良質な問題解決策を打ち出す智慧、さらにその方策を円滑に運びきる行動力、対話力、忍耐力が必要だ。
政治とは主張ではない。
政治とは、現実の生活を変える力でなければならない。
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