◇聖教新聞(2012.8.9)の記事から申し上げます。
祭りへの参加は「謗法」なのか。
あるいは、仕事上、他宗教への物品の製造販売、あるいは他宗教系の学校での勉学、また、他宗教系の職場への就職は「謗法」なのか。
池田先生が、小説「新・人間革命」に書かれていますが、いずれも謗法ではありません。
今回、祭り参加のことが聖教新聞にありましたので、以下に抜粋します。
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各地で地域の祭りが開かれる季節です。
地域部・団地部の皆さんを先頭に、学会同志の方々が、地域行事でも中核になって尽力している場合も多い。
「学会の青年がいないと祭りが成り立たない」と語る地域の有力者もいます。
学会の会館が、地域の祭りの休憩所として活用される例もあります。
地域の祭りに宗教的な色合いがあったとしても、それに参加したり、運営に関わること自体は、他宗を信じて拝むのでない限り謗法ではありません。
地域への寄付も同様です。その行事を運営する自治会に出すものであり、社寺へ直接出すものでなければ問題ありません。
「謗法と申すは違背の義」(御書4頁)とある通り、謗法とは日蓮大聖人の仏法に違背することを指します。
池田先生は、小説「新・人間革命」の「春嵐」の中で次のように述べられています。
「地域の祭りなどの場合、現代では宗教的な意味合いは薄く、地域の親睦の場となっていることが少なくない。したがって、祭りなども、信仰として参加しなければ、ただちに謗法となるわけではない」
国や土地の文化・風習を尊重すべきであるという「随方毘尼(ずいほうびに)」の考えもあります。広布拡大に取り組みながら、地域にあっても常識的かつ聡明な振る舞いで、信頼と友情を広げていきたいものです。
(上記内容は、原田会長、正木理事長他2名の対談から)
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私は、会社の新年の初詣に参加しています。
また、他宗の祭事にも参加しています。
それは、職務として、また友情として当然のことだからです。
ただし、お守りなどを配布された場合は返却します。
「お心だけ頂戴します」と申し上げることにしています。(^^)
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