◇ポール・ドメイン氏(米国)提唱の投票法です。
日経新聞(7月1日)に不思議な見出しがあった。
“0歳児から投票権を”、“少子化時代の選挙制度へ”というもの。
以下に、概要を転記する。
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選挙は投票者の頭数で決まる。
国政選挙は、中高年の動向で決まる。
今、団塊の世代が中心で日本の政治を決めている。
これでいいのだろうか。
世界では、18歳からの投票が一般的である。
欧州連合(EU)は16歳からである。
一気にゼロ歳まで引き下げるというのはどうだろうか。
15歳以下の子供の場合は、親が代理で投票する。
子供が2人いるなら、2票を親が行使する。
将来を考えるなら、1+アルファーで、子育て支援になる。
この方式は、米国の学者、ポール・ドメイン氏が提唱している。
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読んで驚いた。ゼロ歳にまで投票権を与える発想力に。
賛否両論はあるだろう。しかし、子育てを社会が支援しなければならないし、将来世代の存在を示すために、あってもよい選択肢と感じた。
さて、以前から何とかならないかと感じていることがある。
それは、選挙区で当選が1名、ないし2名という狭い選択肢だ。
1人区では、1票差でも一方は当選し、一方は落選する。
数多く死に票が生まれる。
死に票が多ということは少数意見が反映されないということである。
少人数の選挙区には、どうも納得がいかない。
いっそのこと、全部、比例区にしてはどうだろうか。
何か矛盾が生じるのだろうか。
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