☆クリミア半島の搾取に思うこと。
2014年3月16日。
この日、ウクライナのクリミア半島で、異様な投票が行われた。
ロシアが強大な軍事力で不法に占拠した半島で、ウクライナが全く関与しない形で選挙が行われたのである。
この選挙は、クリミアをウクライナに帰属させるか、ロシアに帰属させるかの選択を迫るもので、ウクライナの一地方が、投票で所属国家を決めるというものである。結果は ロシアへの回帰が圧倒的な賛成票で支持された。
クリミアでは、今 熱狂的な騒ぎとなっている。
○有権者は180万人。
現実には、有権者の中の10%の先住民は投票を棄権しているし、半島の60%がロシア系であることから、投票結果はロシア帰属が明白であるとされていた。
混乱を極める中、住民の一人は、「暖房用ガスが常に足りない。ロシアに入れば供給が増えるはず。給与もロシア並み(3倍)に欲しい」と言っている。
暖房用ガスや給与のためにロシアにつくのかと驚いた。
陸続きで、過去にソ連領であったウクライナ。だからとはいえ、主権国家が強大な軍事力を背景とした大国の動きで搾取されることは許されるのだろうか。
今、ロシア大統領のプーチンは、支持率が過去最高の72%に達したという。
武力行使も辞さぬ強硬姿勢が ロシア人たちの好感度を上げているとするなら、本当に恐ろしい話である。
○弱肉強食は まっぴらだ。
今、ロシアに限らず、軍事力を異常に膨張させている国があるが、非人道的な軍国には 必ず大きな代償があることを知らねばならない。
ウクライナは、クリミア半島という大きな国益を失うことは明白である。
しかしロシアは、クリミア半島を編入して潤うのだろうか。それとも、これは外堀を埋める行為で、やがてウクライナそのものを呑み込む算段か。
加えて、ウクライナとクリミアに分散した家族、兄弟はどうなるのか。
あるいは、このことがきっかけで、移民の受け入れを拒絶する風潮が世界各地に広がったらどうするのか。
時代は 大国の傲慢さに翻弄される方向に動いているかのようだ。
私は、いやまして平和と共栄との思想を植えねばならないし、断じて 弱肉強食の人類史にピリオドを打たねばならないと思っている。
○他人事ではない。
私は、どうやら 日本という国の安全神話の中でぬくぬくと生きてきたようだ。
この地球の国々にも十界があり、それぞれに境涯や宿命があって、その状態は生き物のように変化しているかのようだ。
思い起こせば、旧ソ連が米国と対峙し、地球を何百回も破壊できるような核兵器を増産し、憎み、恐れ、怒っていた時代があった。
雪解けをし、野に山に 美しい花をつける時代がきたと私自身 思っていたが、それは うたた寝の夢でしかないのかも知れない。
ともかく まず 足元から、自身の命から変えていこう。
そして、周囲に 平和を広げていこう。
強くなり、賢明になり、清く正しく 生きていこう。
今、私にできることは それだけなのだから。
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※この記事は、何らの政治的意図はありません。個人的な今の気持ちを 素直に表現したものです。
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