☆ギリシャの選択は正しいのか.
ギリシャの国民投票の結果に驚きました。
借金に借金を重ねたギリシャ。
結果として開き直っているように見える。
一体、ギリシャは国家として機能するのだろうか?
EUは、この開き直りを容認するのだろうか?
シナリオは3つある。
1つは、ユーロ圏にギリシャを残すという、もっともありがたい「棚ぼた」処理で、欧州各国がギリシャの借金を肩代わりしてユーロ圏に残留させるという道。
2つに、「そんな甘い考えは許さないよ!」とユーロ圏から捨てられる道。
3つに、そのどちらにするか迷走して、時間の経過とともにギリシャの経済がさらに疲弊し、もはや救いようのない破綻に陥り、とどのつまりユーロ圏から離脱となる道。
2と3は地獄だが、ギリシャ経済が成り立たない以上、ユーロ圏に残留させても、近未来に同様の問題が発生する可能性が高い。
だとするなら、もはや離脱しか道がないのではないか。
個人的に気に入らないのは、「努力を放棄する姿勢」にある。
こういう生き方は、私は共感できない。まったくの他力本願だから。
「自分で食べるご飯は自分で稼ぐ」、これは最低限のこと。
そもそも、救済される側が「最初から放り投げて」のお願いはオカシイだろう。
悪く言えば「借金を踏み倒す」という道を選んでいるのだから。
困難から逃げ、「諦めた」「あゝ、せいせいした」とばかりに笑顔で踊っている国民がいたが‥まったく開いた口がふさがらない。
そもそも、失業率が25%を超え、右肩下がりに経済が悪化しているギリシャである。八方ふさがりではないか。
EUは、この国をどう見ているのだろうか。
もし、暖かな手を差し伸べるとするなら、随分なお人好しである。
あえて私の個人的な感覚で申し上げるなら、今回の選挙は「地獄の蓋を開けるような」結果ではないかと思う。
そんな状態なのに、なぜ、笑顔でいられるのか。
それが不思議でならないのです。
以上、あくまで個人的感想です。何の意図もありません。
意外と、すんなり「棚ぼた」で解決するのかも知れません。
ともかく、今後の動向を注目したいと思います。
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