☆300年成長続ける企業を目指す!?
<写真解説>
日経新聞に掲載された孫正義氏の記事写真を添付します。
「300年成長続ける企業へ」という見出しが斬新だった。
見るとソフトバンク社長の孫正義(そん・まさよし)氏の写真があった。
記事を読むと、孫氏はまだ58歳だ。もっと上の年齢と思っていたが、私と3歳しか違わない。そのことに一番驚いた。(^^:
日本第一位の企業はトヨタ。第二位がソフトバンク。
27.2兆円の売り上げをする世界一の自動車メーカーがトヨタ。
これに対し、ソフトバンクは10年前に1兆円に満たない規模だったのに、今は8.6兆円企業にもなっている。丸紅、ホンダ、伊藤忠商事など、名だたる大企業を微差ながら追い抜いた。
19歳で起業。もうすぐ経営者として50年になろうとしている。
孫正義氏(在日韓国人三世)とは、一体、何者なのか。
孫氏の声 は、まるで稲妻だ。
「会社の寿命は個人の寿命よりはるかに長くなければならない。300年くらい伸び続ける企業にしたいと思っている」
「僕には2つ信念がある。技術が優れていることと、ローカルで勝てること。技術が優秀なら世界で通用するし、サービスやコンテンツはローカルチャンピオンが強い」
「リレーでもバトンを渡す時が一番危ない。第二走者は一気に加速して第一走者と並走し、全速力で駆け抜けないといけない。第二走者の準備ができていなければバトンを落すに決まっている。
(後継者は)第一に高い志と、何としても達成するのだという強い意志が必要だ。第二に先を読む能力だ。過去を評論するのは簡単だ。だが、そういう事業で成功したためしはない」
10兆円達成 をソフトバンクグループは控えている。
しかし、孫氏に満足感はないという。
「300年企業へのスタートを切ったに過ぎない」と語っている。
この孫氏は大胆であるが、実に謙虚だ。
「僕はまだ甘く、ちっぽけだ。反省させられることばかりだ」と語る。
このような謙虚さがある限り、孫氏の前進は止まらないだろう。
この当方もない闘争心はどこから涌いてくるのか不思議でならない。
年収93億円ももらったら、私は仕事なんかできない。
私は起業家の才能はゼロだ。まして、「平凡な学会員が一番!」と思っているから、ただ、驚くばかり。^^
孫氏は現場主義 で激しい人である。
「大切なことは、現場で一番詳しい人間に聞くこと。同じ目線でケンカすることもある」という。
さらに孫氏は、悩みに悩み抜く人である。
「解決策が見えない時は苦しい。頭の中で七転び八起きし、胃もキリキリと痛む。そういう時はとことん苦しみ抜き、考え抜くしかない。解決策が浮かび、実現した時に初めて心が解放される」
「へえ、孫正義氏も自分と変わらない人間なんだ」と思いつつ、でも「世界一にこだわる人」途方もないモチベーションの人だから、やっぱり全然違うなあと思った。そもそも300年成長する企業なんて普通考えない。
「お前と、孫さんが一緒なわけないだろ!」ですって?
はい。私が一番知っていますよ。(^^:
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