☆60点合格主義のすすめ.
家柄が良く東大卒で、身長が高く、しかも絶世の美女はモテない・・
「そんなことはない」、「美女はモテる」とのコメントを頂きました。
でも、その美女、全部が揃っているものでもないでしょう。
私は60点合格主義者。60点で十分です。
美人を良し 言わない理由はなぜか。
美人だから結婚するというような単純なものではないからです。
可愛らしい人だから可愛い性格かというと違う。可愛くても意地悪な人いますから。キツそうでも、お付き合いすると優しかったりもする。
若い時は遺伝子で容姿は決まっている。しかし、40歳を超えるころからその人の心情や生き方で表面に出てくるのです。
若い時に美人でも年齢と共に醜くなる人もいるし、逆もいる。
50歳を超えるとほぼ顔つきと言動で性格が分かるようになります。
美人だから心が美しいかというと違う。
虫も殺さないような人が悪事を働くというのが世の中です。
しかし、若い時はそんなふうに思いませんから、可愛い、美人というだけで心も可愛く美しいと勘違いするのでしょうか。
その後、悲惨な結末を迎えるのです。
大聖人が、蔵の財より身の財、身の財より心の財とご指南されていますが、結婚相手も同じです。心が大事。行動が大事。
見てくれじゃありません。そこに一切がある。
結婚前より、結婚後がはるかに大事ですからね。
1度目の結婚に失敗した私は、結婚に際し、大事なポイントは「長く一緒に生活できる人か」という部分が一番のポイントでした。
美人であろうと、どうであろうと、好いた惚れたで数年は良くても、結局離婚するなら家柄が良い絶世の美女より、離婚しないで一緒に歩める並み人の方が100倍いいのです。
結婚とは死ぬまで一緒に生活できる人というのが私の見方で、少々のことで「さようなら」というような人は対象外です。
このように申し上げると「ジジ臭い考え」と思われる人もいるでしょうけれど、離婚した私はそのような考えになりました。
今の奥さん とは25年を一緒に過ごしました。
今後、離婚することはありません。別れる時は死ぬ時です。
この奥さんと一緒になることを決意したのは対話の中の一言でした。
「人は死んだらどうなると思う?」
「生まれ変わると思います」
この1つの回答で「この人とやっていける」と直感しました。
深いお付き合いもしていない段階でしたし、まだ信心の話もしていなかった頃ですが、その一言にとても安心したのです。
もし、「死んだら何もないと思う」とか「天国にいく」、あるいは「なんでそんなこと聞くの?」という回答だったら、おそらく結婚という歩みに至らなかったと思います。
私は最初の結婚にとても傷ついていたし、安住の地を切望していました。
楽しい恋愛をしたいとか、遊びたいとか一切なかった。
善良な人であればよかったし、普通の人で十分だったのです。
60点合格、これが私の人生観です。
過去にも、これは何度も書いてきたことです。
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ブログやネットで重箱の隅をつつき批判ばかりする人がいますが、そういう人を見るといつも思うのです。
「この人は結婚して幸せにならない人だ」と。
少々の欠点を極悪のように批判する寛容性のなさでは結婚は難しい。
マイナスの40点を見て騒ぐようでは結婚など成り立つはずはありません。
プラスを見るのです。欠点より長所が大きければ合格です。
それと感謝の気持ちですね。感謝を知らない人はだめ。
結婚の目的 は、結婚することが目的ではないということ。
結婚して幸せになることが目的です。
結婚から一歩一歩階段を登り理想に持って行く・・
ここが大事です。ですから最初は点数が低くていい。
むしろ点数が低い方がいいとも言えるのです。
ちゃぶ台から始めるんです。ファンシーケースでいいんです。
豪華な家やクルマ、楽しい海外旅行、そんなものはいらない。
安月給でよい。安物の洋服でいい。ブランド品なんかいらない。
まじめにコツコツ歩む。そこから一切が始まる。
奥さんのため、子供のため、頑張ろうと思っている主人は、かならず成功を掴みます。奥さんはご主人を支え、大木へと成長させることです。
力を合わせて素晴らしい家庭を作ること。
花も実もつける未来にすること。
今より未来が大事です。そのことを確認し合えること。
そういうパートナーとなり得る人が私の理想ですね。
そして、そういう人は少なからずおります。
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