☆宿業なのか魔の所為か.
不倫や離婚は、一体、何が原因でしょうか。
家庭を運営する能力の不足もあるでしょう。宿業もあるでしょう。
さらには、法華経の行者故の魔の所為もあるでしょう。
その魔の所為という角度から、本日は述べたいと思います。
治部房御返事(1425ページ)の記述を以下に示します。
第六天の魔王と申す 三界の主 をはします
すでに 此のもの 仏にならんとするに 二の失あり
一には 此のもの 三界を出ずるならば 我が所従の義をはなれなん
二には 此のもの 仏になるならば 此のものが
父母兄弟等も 又 娑婆世界を引き越しなん
いかがせんとて 身を種種に分けて 或は 父母につき
或は 国主につき 或は 貴き僧となり 或は悪を勧め
或は おどし 或は すかし(中略)
仏に なさじとたばかり候なり(中略)
大鬼神 第一には 国王大臣万民の身に入りて
法華経の行者を 或は罵り 或は打ち切りて(中略)
それに 叶はずんば 二百五十戒 三千の威儀を備へたる
大僧と成りて 国主をすかし 国母をたぼらかして
或はながし 或はころし なんどすべしと説かれて候.
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法華経の行者ゆえに魔が競い起こる・・
御書には各所にこの記述が見られます。
質問者さまの場合、このような意味もあるのではないか・・
私のケースと違う意味合いかも知れないのです。
その理由は、当時の私の置かれた状況と質問者さんとでは状況が違うからです。私は信心も、広宣流布の闘いも何もしていないときの出来事。
質問者さんは状況が違い、信心をしっかりされているし、ご子息さまにも信心がある。「行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競い起る」(1087)の意味だとしたら・・
もし、そうであれば悪鬼入其身(あっきにゅうごしん)です。
宿業というより魔ということがあるかも知れません。
このことは、ご当人さま自身で悟るしかありません。
でも、苦痛は同じ。伴侶の裏切りほど悲しいことはない。
どうか質問者さま、どちらにせよ負けられません。
これから私は、まだ紆余曲折しながらシリーズを書き続けますが、その中で、1つでも2つでも、あなた様の未来の糧になればと考えています。
どうかこのピンチをチャンスに変えてください。
人生最大の戦い、勝ってください。
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