☆夫婦は鳥の羽と身の如し.
夫婦不二という言葉はありません。
運命共同体という意味で私の一存での言葉です。
夫と妻との関係について日蓮大聖人は千日尼御返事(1320)に次ように記されています。
をとこは はしらのごとし 女は なかわのごとし
をとこは 足のごとし 女人は 身のごとし
をとこは 羽のごとし 女は みのごとし
羽と みと べちべちになりなば なにをもつてか とぶべき
はしら たうれなば なかは 地に堕ちなん
いへに をとこなければ 人のたましゐ なきがごとし.
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「なかわ」とは「桁」であり、柱などの上にかけわたす横木のことです。柱が倒れたら横木も倒れる。人に譬えれば男は足、女は身。鳥に譬えれば男は羽、女は身。羽と体とが別々になったならば、どうして空を飛べるだろうか・・夫婦が力を合わせれば、空を飛ぶが如く生きられる。
けれど、一方が離反すれば地に堕ちてしまう。
夫婦とはかくの如きものです。
本編のシリーズで、私は先に4つの記事を書きました。
本来、シリーズは起承転結で書いてきましたが、今回はバラバラ。
まず、私が申し上げたかったのは以下の4点でした。
1.伴侶の不倫がどれほど辛く、苦しいことか.
2.異性への愛は必要不可欠のものだが不倫はNG.
3.不倫は宿業の場合と魔の場合とがある.
4.夫婦は運命共同体である.
今回の記事では、さらに御書を引用することで、夫婦の絆の重要性を示し、故に不倫が与えるダメージについて申し上げたかったからです。
残念なことに不倫は、学会員であっても発生します。
大聖人の仏法を持ち、師匠の弟子として信心に励んでいる人が不倫をするのです。えっ!この人が!というようなことが起こるのです。
学会員であろうとなかろうと、なぜ、この世に不倫は充満しているのか。
そのことを次回、語りたいと思います。
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