☆伴侶はあなたを愛しているか.
ここで、そもそもなぜ結婚したかを振り返りましょう。
幸せになるために結婚したのでしょうか。
それとも、伴侶を幸せにしたいと願い結婚したのでしょうか。
中には、なんとなく結婚した、という人もいるでしょう。
熱烈な燃えるような恋をしてゴールインした人もいるでしょう。
そのゴールは、新たな旅立ちのスタートでしたね。
やがて子供が生まれました。
子はかすがいと申します。夫婦は子育てに熱中します。
しかし、子供や仕事や、その他の何かが優先され、知らぬ間に伴侶の愛が家族以外に向けられる、ということがあります。
宿業は欲望と欲望を吸引し、新たな欲望へと誘います。
伴侶は父として夫として、あるいは妻として母として、重要な使命と責任とを忘れて、男になり女になり、別の異性と楽しい時間を共有しました。
そこには、大きな刺激と喜びとがあるようです。
いつしか、家庭より、家庭の外の楽しみが常態化します。
その甘美な生活が、ある日、崩壊しました。浮気が発覚したのです。
当然、伴侶から激しく追及されます。
家庭は殺伐とした地獄に変わりました。
罪を犯した伴侶は正常に戻るでしょうか?
やっかいなことに、正常に戻る可能性は少ないと言ってよい。
罪は消えないのであり、もし、そのことが執拗に追及され続けるなら家庭に平和は訪れず、殺伐とした沈黙が続くだけ、なのです。
壊れたコップは元にもどらないのでしょうか。
もし浮気をした彼(彼女)が、あなたへの愛情の方が強ければ、あなたさえ許せば修復も可能でしょう。
しかし、あなたへの愛情より、浮気相手への愛情が勝り、しかもあなたとの関係が冷えた状態が続けば、伴侶は家を飛び出すことでしょう。
まして、お互いが憎悪しているなら修復は不可能です。
結婚していようとも、結婚生活は完璧に保証されたものではありませんし、気持ちが冷めてしまったら、別居も離婚も致し方ないのです。
愛とは、相思相愛において幸せですが、破綻すれば憎悪に変化します。
以前、私はギブ&テイクという記事を書きました。
サブタイトルは「癒されたいなら癒すこと」。
その記事は、→
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何とも現金な話と嫌悪しないでいただきたいのです。
愛情を注ぎ、支え、励まし、感謝して大事にしたなら、伴侶はあなたを憎悪したりはしないのです。
伴侶は悪夢から覚め、後悔し、懺悔してあなたのもとに帰る。
あるいは、反省し、何かしら罪の償いをする。
もし、悪態をつくなら、あなたの伴侶はもはや正常な人間ではなく、三悪道の愚か者であり、だとすれば、あなたの正義の名のもとに離婚は行われてよいことになります。
忘恩は最大に罪深い行為です。
愛する、愛さない以上に、恩に報じられるかどうかが問われます。
もし、伴侶がそういう人なら別れてもよいでしょう。
しかし、問題は今まで築いた生活をどうするか、です。
経済基盤のある人は、裏切りを許さず、離婚して清々する・・という選択肢は幸せでしょうけれど、離婚して経済的基盤を失う立場なら・・
「慰謝料を取るための裁判をする」と考える人もいるでしょう。
相手が善人で、子供の養育費をしっかり払う人格者ならいい。
けれど、低俗なだらしない伴侶の場合、民事裁判の約束を守らないもの。
結婚生活でも裏切られ、離婚後、裁判でも裏切られることになる。
そんな話はとても多いのです。
離婚は、生活基盤を失うことを意味し、そのため泣き寝入りもある。
そうなれば不貞以上に苦しみが重なることでしょう。
浮気から離婚。リセットする。やり直す・・
そう単純な話ではありません。
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