☆仏は苦悩を燃料にする.
友人からシンガーソングライターの松田陽子さんの体験を聞いた。
やっと幸せな結婚ができた。子供も授かり、可愛くて、子供にはおもいっきり愛情を注いだという。けれど宿業の嵐が襲う。
30代前半、子宮頸がんで手術。その後、夫と離婚へ。
夫との離婚に、さらに重度のうつ病が重なった。
その後また脳腫瘍にもなり、手術して、また再発もした。
今、一切を克服し、歌手として活躍している・・
以下にその松田陽子さんのYouTube「子宮頸がんになって何度も自殺を考えた。同じ境遇の人達に伝えたい想い」を示す。
https://www.youtube.com/watch?v=pr-D299gGeM
本日、ブロック座談会で「カーリングペアレンツ」の親が増えていて、子供たちが「打たれ弱くなっている」との話を聞いた。
カーリングペアレンツとは、氷上で重石を滑らせ的に入れるスポーツで、投げられた重石の先をブラシでゴシゴシして氷の滑りを良くする。
すなわち、子供が転ばないように親が先回りしてあれこれ世話を焼くことをいうらしい。危険物を取り除く過保護、過干渉の親・・
そんな親のもとの子供は常に安全、安心な生活をしているから、アクシデントに弱く、苦難を乗り越える気力に乏しいという。
そのことを例に、幹部指導で次のように聞いた。
「ツルツルの道を、安全に歩むことを学会員は理想としていませんね。
困難を乗り越えて行くチカラを身に付けることを理想としている。
人生は息も切れるような上り坂もあるし、奈落に堕ちるような下り坂もある。池田先生は、それらを乗り越えていくことが仏法だ、仏法というエンジンで乗り越えていけると指導してくださっているんです。
そのエンジンの燃料とは何かを「新・幸福論」という本に書いてあって、一体、その燃料とは何だと思いますか?
その燃料とは「悩み」だと言うんです。
信心というエンジンは「悩み」というガソリンで動くんです。悩みが多いということはタンクに満タンのガソリンがあるということなんです」
そんな話を聞いて、そうだな、その通りだなと思いました。
私の離婚も窓際族も、その他の必死の信心も、全部、悩みを燃料にして信心のエンジンを回して、不可能と思われた苦難の坂を上り切った。
そしてチカラをつけた。最高の想い出を作りました。
http://sokanomori.exblog.jp/15414508/
http://sokanomori.exblog.jp/15414796/
悲しみ、憤り、悔しさ、辛さ・・
惨めなる人生に翻弄されながら、その悲しみと辛さを御本尊に祈った。
それが全部、自分自身のチカラ、福運に変わった。
もし、平坦で痛みのない人生だったら・・
今の充実も感謝も感動も喜びも、きっとないのだと断言できます。
松田陽子さんは乗り越えてきっと物凄く幸せなんですよ。
苦労しないと幸せにはなれないですから。
今、苦悩のどん底の人は、今こそ仏道修行です。
苦悩が満タンなら、エンジンをフル回転させて信心です。
ピンチをチャンスに変えて、偉大な人間革命できるのですから。
打たれ強い師子の如き人生にしようではありませんか。
モヤシのような命でなく、雄々しき大木になろうではありませんか。
私たちは苦難を乗り越える創価学会仏ですから。
ガンバレ、苦難の中の仏たち!
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