☆平凡父さんで十分だから.若かりし頃、お金持ちは幸せだと思っていた。
しかし、そうではなかった。
東京の町を歩けば豪華な家が立ち並ぶ。どの家も高額の建物である。
新品の高級車を丹念に磨く主人がいた。年齢は80歳を超えているようだ。
100歳まで生きられる時代、新車を所有する理由は分からなくもないが、
そこまでの高級車が必要なのだろうか。
人々は競うように着飾り、飾り立てる。
必要な品質の何十倍ものモノを取り揃える。
お金の量が幸せの量だと思っている人は多いでしょう。
だから朝から晩まで、年がら年中、戦々恐々としながら稼いでいる。
おびただしいお金とモノがないと不安でたまらないのでしょう。
けれど、そのお金は血みどろの闘争で得たものです。
99%の時間を闘争に使い、1%の時間で目一杯の贅沢をしている。
そんなヘンな風景が都会には広がっています。
かくいう私も、そんなバカ騒ぎをしていた時代がありました。
幸いなことに、今は身の丈の範囲で生活できるようになりました。
150坪の土地に、広い芝生のある家を建てた人がいます。
家族は少しの間、その幸せを満喫した。
けれど、子供たちは芝生で遊んでいたのはほんの少しで、テレビゲームや友人との遊びに出かけ、広く大きな庭の価値は半減した。
それだけならまだしも、広い庭のそこいらに雑草が生えた。
100坪もの庭を管理するためには多大な時間が必要です。
やがて自慢の庭は、見るも無残な姿に変貌した。
その家族は離婚し、その家も今は他人のものになっています。
こういう現実は特別なものではありません。
広大な資産が重荷となり、悩みとなっていくケースは多い。
少人数の家族に大きな家なんていらないのです。
むしろ大きな家は、掃除も大変になるし負担も大きい。
若い人に知ってもらいたいのは、モノで幸せにはならないということ。
勿論、そのモノを得て知る、ということはあります。
でも、大きな買い物においては要注意ですよ。
後で後悔することになるのですから。
高価なモノより、普通のモノに価値があります。
ネクタイも1万円のものを10本持つより、2000円のものを20本持つことの方がいいし、あまったお金を他に使う普通の生活が「おすすめ」です。
私が今の知識と境涯を持ち、幼少期に戻れるなら、お金持ちになろうとは絶対に思わないでしょう。
お金持ちになるには大変な努力が必要だし、人生を味わう時間も大量に浪費しなければならないからです。
むしろ私は、料理、洗濯、掃除などの生活に必要な技術、加えて大工や機器類のメンテナンスを学び、「生活力」を身に付けたい。
そうすれば、たいして稼がなくてもハツラツと生きていけるから。
それと、運転手つきでクルマで移動の金持ち父さんがいる。
でも、私、こういう生活はイヤです。
私なら、自分で運転し、自分の足で歩いて風景を見た方がいいです。
運転手つきのクルマの後部座席なんて、何も見てないのと同じですよ。
「寒さ、暑さ、騒音や人々のありのままの社会の姿を見る」
「庶民の生活を大いに楽しみ、学会家族に囲まれて生きる」
私にとっての幸せはそういうものです。
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