☆一般論から申し上げます.sokamori2.exblog.jp/28171817/上記記事に離婚経験ありさんからコメントを頂きました。
以下に思ったこと、感じたことを申し上げます。
1.ご両親を失われていることについて、お父様が高齢の時の子であり、また、お母様も高齢出産であられ、お二人とも早期の死去ではなかったこと、そして最後は、お母様を数年間、看病なされたとのこと。
このことに大変、安堵いたしました。
きっと離婚経験ありさんは、悔いのないお別れだったでしょう。
まだ、母との別れをしていない私は、このことについてはあなた様を羨ましいとすら思います。
2.一度目の結婚で、「結婚はこりごり。一人で生きて行く覚悟をした」とのこと、また、お母様亡き後、「資格を取得」して今の職場での地位を得られたこと、これらをお教えいただき、あなた様が弱い人ではなく、強い人であることを知りました。
3. 「こんな日々でも仕事をして学会活動をすることができる、たまには友人とランチや飲み会に行って笑える。ご飯も美味しく食べられる、それも功徳ではないかと思います。普通ならとっくに、心が病んでしまうと思うのです」とのコメントに、私の心はパッと明るくなりました。
4.
幹部指導を受けられた。その指導内容は正しいのでしょうけれど、ある意味厳しい指導だと思いました。この宿命転換に「折伏」が入っているところに、あなた様の信心の確かさを感じます。信心のない人にはこのような指導にはならないと思ったのです。
ちなみに、私が離婚に至ったときには幹部指導は頂いていません。
私にできることは百万遍のお題目だけでした。
5.ご主人の借金問題の話から、あなた様に十分な生活力があり、少なくとも、もし、離婚になってもご主人を頼る必要もないし、決意一つで今生を歩めるという点について、素晴らしいことだと素直に思います。
6.パワハラはなかったようですね。ただ、あなた様があらゆる点で優秀なために、ご主人のプライドが離婚表明の原因になっている部分はあろうかと感じました。そのプライドは「夫としての存在意義」が揺らいだ結果ではないのでしょか。
すなわち、あなたを「可愛そうだと思わない」、逆を言えば「自分が可哀そう」というような夫なのかもしれません。
(間違っていたらスミマセン)
7.ご主人の金銭面の問題については「厳しいな」と思います。
借金がありながら、欲しいものを買うということがそもそも厳しい。
こういう問題は、双方から話を聞かないと(実際には双方から聞くことはできませんが)分かりませんが、少なくとも離婚経験ありさんが「キレる」というのは当然です。
以上のことに加え、「主人は優しくて、私の言うことはほぼ聞いてくれ、生活を私の思うようにさせてくれていた」こと、「年とともに図々しくなり、私の言葉の端々で主人のプライドを傷つけていたのでしょう」ということ、また、「売り言葉に買い言葉」など、コメントはごくありふれた、どの夫婦にもあるような出来事ばかりでした。
離婚へと発達するかどうかは本人の感じ方次第であり、特別、あなた様が悪いということではなく、むしろ、ご主人の心理が分かりにくいです。
ご主人に「感謝の念の不足」をものすごく感じるのです。
ご主人は「理不尽な苦難」に遭遇した経験が少なくないですか?
あなたが稼ぎ、借金を背負い、家事も行い、夫婦生活のあなたが占める割合はとても大きいのに、ポイッと10年以上の結婚生活を終えるとの宣言は、私とすれば理解できないのです。
内容からみれば、あなた様がオカシイことは何も感じられません。
最初は好きで結婚しても、やがて嫌いになり離婚する・・
そうであるなら、言い方は失礼ですがごくありふれたことです。
私が捨てられたときのことは今も鮮明に記憶にあります。
捨てる側は、捨てられた経験がありませんから、嫌いなったりすると「別れていい」のだと思うのでしょう。
盛大に結婚式を行ない、苦楽をともにしてきたのに簡単に離婚する・・
そういうことが平然とできるというのは、まともな精神状態ではない。
離婚というのはそういうもので、そんな話は星の数ほどあります。
まとも(信心をしていて六根清浄の場合)なら、そんなことはできない。
少なくとも、そういうご主人に接してきたあなたの心には「よりを戻そうと祈れない」というのは当然のことと思います。
「
離婚届が出るまでは頑張ろう」・・
これは正しいでしょう。
でも、本当に「離婚届」は出てくるのでしょうか?
グレーゾーンで続く、ということはないでしょうか?
それと、ご主人の借金の肩をあなた様がもっているなら、そのまま離婚もできないでしょう。
「離婚するならお金をください」と言えるでしょう?
さて、以上は俗世間の見方、考え方です。
では、仏法の眼から、今の現在はどう受け止めるべきでしょうか。
次回語りたいと思いますが、今、その答えが私にある訳ではないのです。
今回のケースは答えにくいのです。
その理由が、あなた様ご自身が「別れても良い」との気持ちがあるからです。そのことに加え、「感謝のないご主人」がいて、「生活力のある離婚経験ありさん」だからです。
あなた様の場合、両親との別離は年齢を考えれば不幸なことではないし、一つ一つが特別、問題(悔いを残すこと)でもない。その意味からすれば「離婚する」ことがイコール「不幸」とは言い切れない。
この点において、私は「何としても結婚生活を続けるべき」と言えないのです。こんなことを申し上げるのは何ですが「そんな夫ならいらないのでは?」とも思ってしまうのです。
そして「こんな日々でも、仕事をし、学会活動をすることができる、たまには友人とランチや飲み会に行って笑える。ご飯も美味しく食べられる、それも功徳ではないかと思います」という言葉に、あなた様が最初に言われた「負け続け人生」ではないと思うからです。
見方によっては、あなたは勝利者とも見える。
あなたは強いし、人間として何も恥じることもない。
あなたはご自身のことを「家庭不和」「貧乏」と記されているけれど、少なくとも「貧乏」ではないでしょう?
「貧乏」とは、借金返済のことでしょうか?
感じるままに書きました。
また、コメントください。
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