☆近未来の目標の職場.奏さんにコメントをいただいた記事URLを示します。
https://sokamori2.exblog.jp/20083025/
Q1.私は介護の仕事をしており、転職などもありましたが今の職場に勤め今年で丁度10年目となります。この仕事を始めた時は、「社会のお役に立てる自分になろう」と希望に燃えていました。祈っていました。
しかし、長らく認知症高齢者と向き合っていく中で徐々に疲れてきて、いつのまにか三毒まみれとなっている自分の生命に、菊川様のブログを読んで気づかせて頂きました。
いますぐに自分の生命を軌道修正するのは難しいですが、御本尊様に祈って人間革命をして参ります。
A1.10年の勤務、スバラシイことです。
きっと完璧な技術をお持ちのことでしょう。
けれど、泥濘のごとき現実の日々に疲労も積み重なっていらっしゃるでしょう。認知症と向き合い、尽くす生活はキツイでしょう。
患者さんの意識がはっきりしていないと、あなた様のサービスの有効性を確認することができないし、精神的にまいってしまうのでしょうか。
過去にはホームヘルパーの勉強をしました。
https://sokanomori.exblog.jp/i64/私は、2年後に定年退職したら、介護分野で仕事をしたいのです。
私が介護職にこだわるのは、母の親孝行をしたいからです。
18歳から今日(こんにち)の58歳にいたるまで、すでに40年親元から離れ、その間に祖母も父も亡くなり、実家で母が一人暮らしをするようになって久しいのです。
今までの私の人生は母あってのもの。
その母は、年齢からしても、いつまでも今の健康はないし、悔いなく親孝行をするためにも介護の技術を身に付けたいのです。
私は60歳で定年退職し、その後、3年~4年介護職を務めるつもりです。
沢山の苦労を伴うことは覚悟しています。
60歳にもなって、新しくスタートをするのですから不安もあります。
でも、やりたいのです。絶対にものにしたいです。
今、その修業に先立ち、料理と大工の修行をコツコツ始めました。
https://sokafree.exblog.jp/i60/https://sokafree.exblog.jp/i69/そんな私にとって、奏さんは大先輩であり目標です。
その奏さんが、いつとはなく三毒が蓄積されていらっしゃること・・
頑張っても頑張っても、悪くなる問題の切なさもあるのでしょう。
私は認知症オンリーの過酷な職場を知りませんが、終わりのない悩ましい職務に、心が麻痺してしまうことは容易に想像できます。
私自身、ホームヘルパーの実習時に、認知症と思われる患者の世話をしたのですが、その時は一期一会にて苦痛ではなかったけれど、延々と続く仕事となれば、慈悲も愛もどこかに消え失せるのでしょうか。
けれど、間違いなく言えることは、その患者の家族の心配事を一手に引き受け、その家族の安心と幸福を支えているという点にあります。
過去、私の母が体調を崩し、長期入院を余儀なくされたときに病院で介護を受けたのですが、その諸天善神の人々によって母は守られ、私は憂いなく仕事ができ、生活できたのです。
本当に助かる、本当にありがたいサービスでした。
介護の職務なくして、この少子高齢化の日本の今も未来もない訳で、虚しさ、憔悴する心の代償は、無数の家族の希望と安心とを創造しているのですから、やはりあなた様の職務は崇高なものです。
どうか、奏さん、大先輩のあなた様、今の職務を胸を張って遂行し、あなた様の使命をダイヤのように輝かせていただきたいです。
どうか、頑張ってくださいね!
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