☆悪しき宿業との対決.私も奥さんも、悩みからの脱却はなかなかできませんでした。
奥さんは、日に日に憔悴してやせ細っていく。
「もう、耐えられない。引っ越したい」
「私は殺されるかも知れない」・・
ことが重大になりつつあり、打開は困難と思われました。
そこで「家を売って、家を建て直そう」ということになりました。
奥さんは本来、明るい「能天気」なタイプ。
それが悩みで暗くなり、日に日に痩せ衰えていくのです。
当時「ストカー法」はまだ日本にありませんでした。
警察に相談しても、実際に被害がないと取り合ってもらえない。
隣の女性はゴミをわが家の庭に投げ入れたり、奥さんに「淫乱女」とか「分かってるんだからな」とか憎悪を込めて言うのです。
隣人の家では夫婦喧嘩が絶えず、ご主人が血まみれになることも。
ある朝、隣の御主人が顔にひどい怪我をしていました。
「どうされたんですか?」と聞くと、
「うちのにやられた」と肩を落としていました。
簡易裁判もして「二度と迷惑行為をしません」と誓ったのに、
翌朝、また「淫乱女」と始まる・・
ほとほと私の奥さんは憔悴したのでした。
悪魔が隣に住んでいる・・
そんな状態でした。
この渦中、私は「窓際族」を続けていました。
その当時の体験記事を以下に示します。
sokanomori.exblog.jp/15414796/この体験談に申し上げたように、私は家を建て直すのですが、
同時期、私は父親を失いました。享年71歳でした。
隣人のトラブル、窓際族、父の死・・
母が一人になり、実家も大変だったのです。
その中で私は必死に信仰を継続しました。
さすがに宿業であることは明らかでした。
宿業は、まるで嵐のように吹き荒れたのです。
家の転居に当たり、会社の持ち株を全部売りました。
その資金で新たな土地を入手し、不動産屋に持ち家の売却を依頼。
このとき不思議なことが起こるのです。
家の売却は2週間もかからず行われたのです。
家の売却は簡単ではありません。
場合によっては半年かかっても買い手がつかないこともある。
そのことが原因して、ノイローゼになる人もいます。
不動産屋に話した翌日に、見学客が我が家を見に来たそうです。
そして、買いたいとの意思表示を不動産屋にしたといいます。
そうして1週間も経たぬ間に、その夫婦が見学に来ました。
室内の隅々を見学して帰りました。
その翌週、売買契約が成立しました。
こうして無事、家が売れたのです。
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