☆新人間革命30巻序文.
小説・人間革命第30巻「大山」の章の冒頭文の写真です。
池田先生の遺言ともいえる人間革命第30巻(上巻)に、
このカテゴリーのテーマ「広宣流布」について書かれています。
以下に、その文章を抜粋し、所感を申し上げます。
「大山」(たいざん) 日蓮大聖人は叫ばれた。
「わが弟子等 大願を起こせ」(1561ページ)
「大願とは法華弘通なり」(736ページ)
そして「一閻浮提に広宣流布せん事も疑うべからざるか」(265ページ)
一閻浮提とは世界である。
世界広宣流布の実現へ、われら創価の同志は、まっしぐらに突き進む。
われらは、願い、祈る。
人は、人の絆のなかで育まれ、成長し、学び合い、
助け合って真実の人間となる。
ゆえに、自分一人だけの幸せはない。
自他共の幸福のなかにこそ、本当の幸せもある。
弘教とは、相手の幸福を願う心の発露である。
自分に関わる一人の人に、誠実に、真摯に、
懸命に仏法を語り説くことから、
幸のスクラムは広がり、平和の道が開かれる・・
この序文は、広宣流布とは何かを如実に表現しています。
すなわち「自他共の幸福」を築くために、
「自分に関わる一人の人」に誠実に真摯に接する、語る・・
個々人が、個々の立場で、広宣流布を進めるということ。
自分に関わる人々・・これが私たちの使命の対象。
すなわち、親であり、子であり、兄弟、親戚、友人であり、
職場の上司、同僚、部下、顧客であり、
そういう関わりのある人と接し、祈り、行動すること。
これが私たちの広宣流布です。
そして師弟不二です。
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