☆立場で視点が異なる.シリーズの冒頭、地政学的な視点と、GDP比の軍事費の相違、さらに
日本の国防大臣のコメントを申し上げました。
その3つの記事を以下に示します。
sokamori2.exblog.jp/28705562/sokamori2.exblog.jp/28707756/sokamori2.exblog.jp/28709270/これは「軍事」における視点として申し上げたもので、
即ち、中国海軍は、太平洋進出において封じ込められているのであり、
どこかの国を占領し、突破口としたい願望があるということ、
また、それは長期的視野で、経済力や軍事力が弱まれば、
その時点がアクションする「時」になりうること、
そして、日本の政府は膨張を続ける中国軍に危惧している、
これが中国と日本との今の関係です。
ここで読者の皆さまに知って頂きたのは、このような軍事的視点が
単純に中国の思考にイコールではないということです。
これが「文化」や「経済」「教育」の分野になれば、
戦争という視点は小さくなり、その分野では
個々、違うベクトルになります。
中国共産党と、中国民衆の思考も異なります。
中国は共産党が民衆を支配しているのであり、
言論統制し、中国民衆を「従わせている」のです。
それは、日本のように「法で統治」しているというより、
権力者の「力」によって、人為的に制裁を行使することができます。
例えば、国家主席の習近平のポスターに墨をかけたとすると、
即、逮捕、監禁されるというような、日本では考えられない罰をもって、
徹底した権力の行使が行われるのです。
日本のような自由な言論、弱者救済は存在しません。
国家を批判すれば、逮捕、監禁されるのです。
このように一部の特権階級が全民衆を支配しています。
2014年度の統計では、中国の共産党員数は8779万人で、
人口比率は6.7%、すなわち、6.7%の特権階級が
93.3%の民衆を支配していることになります。
この共産党入党は自由にできるものではありません。
中国とは、一部の政治的中枢と、共産党員という特権階級、
さらに中国軍と民衆とが、それぞれの顔を持ち、
それぞれのベクトルを持っている国です。
ですから、中国軍の思考が、すなわち中国ではありませんし、
覇権主義的な路線が、イコール中国民衆の意思でもありません。
2018年現在、習近平中国の性質は「覇権主義」であり、
軍を使った凶暴なアクションを仕掛けてきます。
その悪しきハードパワーの性質が、南シナ海の人工島建設と
中国の領海との主張、傲慢な発言になっているのです。
中国中枢は今、「実力主義」に傾倒しています。
力こそが幸福であると信じ、あらゆる分野で優位に立とうと躍起です。
仏法的に例えるなら「修羅」の境涯です。
国家(中枢)が、「国土乱れん時は先ず鬼神乱る 鬼神乱るるが故に万民乱る 賊来つて国を劫かし 百姓亡喪し臣・君・太子・王子・百官共に是非を生ぜん」(19)となれば、中国はさらなる領土拡大に動くでしょう。
創価学会は50年前、池田第三代会長が「日中国交正常化提言」を発表して以来、中国と日本の友好的関係構築のための努力を続けてきました。
以来、日中の関係は極めて良好なものになりました。
しかし、近年の尖閣問題、南シナ海問題で急速にその関係が冷め、
今や日本国民の80%が、中国を嫌っています。
(過去は80%が中国に好意的であった)
さて、以上は日本から見た中国の姿です。
では、中国から見た日本とはいかなるものでしょうか。
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