☆年金崩壊問題のウソ.今、選挙戦で波紋を呼んでいる「老後2000万円問題」・・
そもそも日本の年金は大丈夫なのか、ということについて
読売新聞に次のような内容の記事がありました。
<年金は「老後の柱」不変>
夫婦の老後資金について公的年金だけでは足りず、
「毎月5万円が赤字」。その不足額は90歳まで生きる場合、
「約2000万円になる」との記述が関心を集めた。
報告書はあくまで平均値での話であったが、
「年金以外に2000万円用意しろということか」
「100年安心ではなかった」と野党が一斉に反発した。
政府与党は、「年金だけでは足りず、自助が必要との報告書」であり、
「公助の限界を述べたもの」だと説明した。
若い世代には年金不振の声も聴かれるが、公的年金には税金が投入され、
有期でなく、生きている限り支払われる。
その仕組みはインフレや経済成長に対応しているなど、
民間保険ではあり得ない特徴がある。
そもそも何歳まで生きるかわからない中、
自力だけで老後資金を積み立てるのは至難の業である。
年金を受給ししている高齢者世帯の半数が公的年金だけで暮らす
実態(国民生活基礎調査)を見ても、公的年金が老後の暮らしの
重要な柱となっていることがうかがえる。
そうした役割への理解なしに「平均値」に惑わされ、
大金が必要だと不安がる必要はない。
この「柱」が細くて心配ならば、60歳を過ぎて国民年金に加入したり、
年金の受給時期を遅らせたりして、柱を太くする方法もある。
しかし、厚生年金に入れない非正規雇用労働者や未納者の問題がある。
これらの問題をどう可決していくかが、今後問われる課題である。
(読売新聞2019年7月17日より)
私自身、年金受給まで残り5年となっています。
金額はここでは申し上げられませんが、十分な金額が得られるのです。
受給時期を65歳でなく、70歳とかにすればさらに多く得られますが、
やはりすぐに受給するというのが多くの庶民でしょう。
現在、共産党などが「マクロ経済スライド」は撤廃すべきなどと
恐ろしいことを選挙公約に掲げていますが、
まったく根拠のない妄言になります。
これは2004年、公明党が貢献した「100年安心プラン」のことで
年金財政にマイナスの影響を与える現役世代の減少と
平均余命の延びに応じて給付水準を調整する仕組みです。
年金受給を安定させる優秀な方法なのです。
ともかく「年金が崩壊する」というウソにだまされ、そんなことなら
「年金は払わない」などと、誤った判断をしないでください。
先日、岡本三成さんが「年金破綻と野党が何の根拠もなく言っているけど
破綻の根拠は何かと聞いて答えられた議員はいませんでした。
年金は破綻していません。年金は支払ったお金の3倍帰ってくる
優秀な金融商品なんです」と野党のウソを論破していました。
さらに「破綻とは、約束した日に、約束した金額が払えないこと。
破綻なんかしていないじゃないですか!」と言っていました。
年金は絶対に破たんしないのす。
以下に、「年金がなくなるウソ」の記事を添付します。
sokafree.exblog.jp/29520214/追記:全額国庫負担ですべての高齢者に月数万円の年金を支給するなど、新制度の導入を主張する政党がありますが、どんな見直しをするにせよ、1000兆円を超える借金がある中での財源確保の裏付けが必要です。
口先だけの提案は、過去の民主党でこりごりです。
ウソ公約に騙されないようにしましょう。
以下に年金と、老後2000万円問題の別記事を示します。
sokafree.exblog.jp/29520214/sokafree.exblog.jp/29483318/<別館>ブログトップへ