☆命の恩人を食べる虎.読売新聞の編集手帳に韓国の民話が紹介されていた。
内容の趣意を以下に示し、所感を述べます。
>民話・うさぎのさいばん.
>旅人が穴に落ちた虎を助ける。
だが、腹をすかせた虎は、命の恩人に襲いかかる。
虎の行いが許されるのか、森の中で裁判が始まった。
裁判官の松の木が言った。
「人間は木を切り倒す。だから人間が
虎に食われることは正しい」
裁判に参加していた牛も同調する。
「牛をこき使う人間は、食われて当然だ」・・
民話では最後にうさぎが知恵を出す。
ことの経緯をしらべようと虎を誘い、
元の穴に戻すのだ。
>恩知らずな虎の行いが争点であったのに、
いつの間にか人間の問題にすり替わる。
論点のすり替えには気まずさが残る。
(読売新聞2019年8月5日より)
新聞は、この民話と今の日韓問題をオーバーラップさせ、
ムン・ジェイン政権の反日に疑問を呈していた。
日本が韓国に差別意識はないし、
反韓運動や嫌がらせもすることはない。
対して韓国のヒステリックな反応はどうしたことか。
ムンジェインは5日、「北朝鮮との経済協力体制が確立すれば
一挙に日本の優位に追い付くことができる」と述べた。
南北が共闘し日本に対抗する意向を示した形だ。
ともかくこれは「うさぎのさいばん」のような
おかしな流れであることは間違いない。
民話は虎を「元の穴に戻す」のであるが、
日韓関係は元に戻るのだろうか。
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