☆小さな満ち足りた生活.先日、東京ビックサイトで講演会を聞いた。
「人生100年時代の介護を考える」というもの。
その内容を以下に列記いたします。
>少子化は止まらない。
人口減少を止めることはできない。
全産業が人手不足の中、介護職が潤うことはない。
世界一の長寿国日本は世界の実験場になっている。
今後20年で日本は没落するか、しないかを世界中が注目している。
日本が焼け野原から今の繁栄を築いたのは、若者が多かったから。
これからの日本は半数が老人なる。
今の仕組みは経済成長が分母の方程式である。
今までの方程式は通用しない。これからは役に立たない。
キーワードは「Less is More」(少ないことは豊かなこと)
そして「計画的縮小」が不可欠です。
(以上、7月23日のビックサイトセミナーより)
最後の「戦略的縮小」は私が言い換えているだけです。
セミナーでは「戦略的にちぢむこと」と言われていた。
この言葉に衝撃を受けました。
豊かな老後作りに欠かせない方策と思いました。
今、私たちは今の生活水準を落としたくないと考えています。
今ある土地や建物や、今の食事や遊びを失うことは不幸と思っている。
だから高額な維持費を払い続けているのですが、
人口減少と高齢化とが重なる時代には維持できない。
そこで「戦略的にちぢむこと」が必要です。
これは、私が目指す人生設計にピッタリ当てはまります。
今、私の家族は、茨城に私を含め4名、岡山に1名ですが、
父母らは先に旅立ち、いずれ私と奥さんの二人になる。
そして最後は、奥さんと私のどちらかが一人になります。
そのように減少する世界の中で大事なことは
「計画的縮小」計画なのです。
岡山の母が死去すれば、岡山の実家は不要になります。
最後は取り壊すことになる。家だけではない。
墓も片づける必要があります。墓は実家近くと広島県とにあり、
母が亡くなれば広島県の墓地のみを残すことになる。
茨城の家族は茨城県の墓地に納骨になる。
譬えるなら、象の宿舎と鼠の巣のようなものです。
象は鼠の巣に住めないし、鼠は象の宿舎は大き過ぎる。
痩せれば衣類をダウンサイズにしなければならない。
どのように父母らに楽しく生きてもらえるか、
どうすれば自分たちが満足たる生活ができるか、
しっかり計算することを始めたいです。
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