☆身を捨てる覚悟の問題?職場で「高圧的態度」に悩む方から「図太くなるには
どうすればいいのか」との質問をいただき、
「そういう高圧的な人は職場でも嫌われているから
戦っていいのです」と申し上げたところ、相手が職場の要(かなめ)
の職位にいることが分かり、それでは戦うべき相手ではないし、
もう一度仕切り直ししてアドバイスいたします。
以下に「戦っていい」と申し上げた記事を添付します。
→sokamori2.exblog.jp/30677731/
A2.意地悪さんと表現されているの「敵」ですが、その「意地悪」というのは
具体的にどのような意地悪なのかを知りたいところです。
「怖い顔」をして「嫌味を言う」程度なのか、
そのことはできるかぎり具体的にコメントいただきたいです。
さて、相手が職場のが重要なポストにいて、しかも上層部から
大事にされている存在だとするなら、その人は
「職場になくてはならない存在」であり、大事な人ですから
そのような人に戦いを挑んではなりません。
戦って引き分けか、勝てる相手でなければ、あるいは
身を捨てて退社を前提にしていなければ
戦う意味がないし、戦うことは愚かなことです。
譬えるなら石を拳でなぐるようなもので、
戦いを起こせば、たちまち痛手を受けるのです。
ここで一つ、重要なことは、職場で「この人がいなければ
会社が存続できない」という有能な職位の人は、態度が悪くても
多少ぶっきら棒でも、会社貢献度が高いので、
人格・品格に多少の問題があっても価値が高いのです。
例えば、態度が悪いけど月500万円の売り上げができる営業マンと、
品行方正だけど月100万円の売上しかできな営業マンとでは、
まったく価値が異なるし、後者は従うしかありません。
しかも、仕事ができる人は忙しいし、気配り目配り思いやりなどに
時間を使っていられませんから、どうしても
ぶっきら棒になりやすく、それはどの職場でも同じです。
その相手は※※という、会社にとって最も需要な職務を遂行していて、
しかも単独で行っているとなると「替え」が効かないし、
単独ということは「会社が完全に認めている」立場ですから
社長は絶対に手放さないし、周囲の不平不満を認めて
その相手を変えようとするこはしないでしょう。
次に、「仕事ができる人」の高圧的態度は多くの職場に見られることで、
それが世の中の常という側面があると思います。
お人好しオンリーの社長はいませんし、放任主義の部長もいない。
もしそうなら、会社はたちまち倒産することでしょう。
会社が生き残り、現状維持をするだけでも大変なことですし、
一方で社員の給与アップもしなければなりませんから、
成長させなければならない訳で、会社はいつも
ノルマに追われ、不出来な人間を追求するものです。
ですから仕事が一定の成果を出せるレベルでなければ、
どんな会社でも冷遇されるし、馬鹿にもされます。
仮に、仕事が合格ラインで、「会社にいてもらわなければ困る」という
大事な人であれば、上層部は仲たがいを調整するでしょう。
ただし、相手が社長だったり、要職の相手では
合格ラインでも戦いはご法度です。
そういう人たちは戦うべき相手ではないからです。
しかし私自身、「窓際族」になって戦いを挑んだ経験があります。
それは、社会正義に反し、かつ顧客に多大なる迷惑を
与える問題を隠ぺいするという上層部でしかたら、
あえて「身を捨てて」戦ったのです。
その戦いは、信心根本での途方もない闘争でした。
幸運にも私は2年3か月後に勝利しました。
(これは退社覚悟の闘争でした)
ともかく、今回の敵は「味方にする」という方法しかありません。
具体的にどうするかは、相談者さんにもう少し、
「どんな意地悪か」を教えていただしてから
続きのアドバイスをしたいと思います。
コメント、お待ち申し上げます。
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