創価の森の小さな家＜別館＞

カテゴリ：普通の生活( 50 )

実力者になる

☆そのために独立個人から歩む。
長々と「普通の生活」シリーズを書きました。
衆院選にも突入したということで、ここで一旦終了といたします。
最後に、「実力者を目指して頑張ろう」と申し上げたいと思います。

○実力者になりましょう。

人間革命とは弱き者が強くなり、悪しき者が良い人になるということ。
強く、賢く、美しく、より効果的な動きをできるようになること。
すなわち、能力の進化、能力の開花とも言えるでしょう。
まるで聖人君主のような理想論に聞こえるかもしれませんが、とどのつまり、私たちは幸せになるために、力ある自己を確立し、全体の幸福を願い、行動するしかありません。
職場がオカシイとします。それを環境のせいにしていたら小乗経です。
職場の問題を解決するあなたであったとするなら‥
社長も同僚も、ありとあらゆる人たちはあなたを称賛し敬うことでしょう。
自らの置かれた立場と己の能力を最大に活用し、社会貢献をしていく‥
周囲のせいにするのではなく、周囲を自ら変革しゆく自分を作る。
そのように、私たちは実力者になるしかない。
特に若い人たちは、大いに力を蓄積して頂きたい。

○幸せは得られるのか？

さて、実力を身に付けた。
では、それが幸福にイコールになるのでしょうか？
このシリーズを見ていただければお分かりかと思いますが、平凡な生活（幸せ）を築くことは大変なことです。
多くの人はお金持ちになったり、有名人になったり、そういうことが幸せと思っているけれど、それは正しい認識ではありません。
そのような立場になるということは、大きな山に登るようなものです。
はたから見れば幸せに見えても、労苦は半端ではありません。
頑張って社長になった、だから幸せ‥それは違うのです。
世の中では社長が一番幸せで、国では総理大臣が一番幸せ‥
そんなことは断じてないということを申し上げておきます。
一方、平凡だからラクということでもありません。
個々の立場で幸せにまっとうする‥それはそれで大変なことです。
財産があったらあったで、その財産を失うリスクに常に悩む。
無ければないで、当然、悩む。
あっても悩む。無くても悩む。これは本当の話です。
ですから実力イコール幸せということではありません。
でも、実力なくして幸せもないと言えるでしょう。

○まず、独立個人になろう！

さて、私が申し上げたかった中で、第一に大切なことは独立個人です。
独立個人の記事は、→ここをクリック！
まず、仕事をする。自分の稼ぎで飯を食う。これが幸せの原点です。
加えて、努力の継続が幸せには不可欠だということです。
それが環境に左右されない幸福への基盤だからです。
祈るだけで行動しない、これは駄目ですよね。
祈らなくても行動する人の方が社会では勝ります。
一番いいのは、祈って行動する人です。
そして、努力を継続する人です。この人が最強です。
どうか皆さま、健康で、仕事のできるあなたであってください。
苦しいことは沢山ありますが、乗り越えて行きましょう！

以上で、シリーズを終了します。
本件シリーズカテゴリは、→ここをクリック！

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-19 21:49 | 普通の生活 | Comments(7)

続・頑固は流行らない

☆成長しなければ終わる。
社会人として痛感していることは、生涯、努力を続けなければならないということと、成長し続けなければならないということ。
20代には20代にしかできない仕事があります。
30代、40代、50代と、仕事に求められる内容は違っています。
だから、20代、30代で成功していたとしても、40代以降、頑固になってしまったら、そこから先の生活は成り立たなくなります。

○なぜ成長が必要なの？

世の中の職業は3つしかありません。
公務員か、経営者か、サラリーマンかのいづれか。
この「普通の生活シリーズ」はサラリーマンとしての物語です。
サラリーマンは社長ではないから、頑固はバツでなのです。
サラリーマンというのは必ず上司がいます。
上司の要望に応えるというのが、そもそもの仕事だから、頑固も上司が容認できる範囲でしか許されません。
このことは、公務員も経営者も同じ。
公務員は国家が上司だし、経営者の上司はお客様、株主です。
どんな立場であろうと、全員が従うべき主（あるじ）を持っています。

○ガラパゴス社員。

それを知ってか、知らずか、10年1日のごとく変わらぬ人がいる。
職場も変わらず、給与も変わらず、職位も変わらない。
「俺は、これでいい」と思っている人。
それで生きられるならいい。
でも、環境が変わったらどうするのか？
絶滅危惧種になっていて、いつかリストラの対象になるかも知れない。
「自己満足」が「油断」だとしたら？
年齢を重ねたガラパゴス社員は、退職対象者リストの上位者です。
なぜか。同じ給与を払うなら、元気な若者の方が商品価値が高いから。
若者には未来がある。若者を持った会社はステキな会社である。
おじいさん、おばあさんばかりの会社では、未来がない。
おじいさんは少数でよい。
そのかわり、実力のあるおじいさんは必要とされます。

○おじいさんの価値。

会社にはごく少数、実力者のおじいさんがいる。
おじいさんというと失礼だが、新入社員から60歳前後を見るとそんな感じ。
このおじいさんは、成長を続けた人だし、今も成長している人です。
仕事ができるだけではない。
仕事を若者に渡し、身を引くことのできる人格者です。
優秀なサラリーマンは、会社に利益を与える人。
場合によっては、自分は損だけれど、後輩を、会社を潤す人もいる。
こういう人こそ、真の人材です。
尚、年齢を重ねれば重ねるほど、人格、人徳が要求されます。
慢心の人、対立する人は生き残れません。
前回の頑固の記事は、→ここをクリック！

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-17 06:31 | 普通の生活 | Comments(3)

愛と慈悲の海

☆ビジネスは愛と慈悲の世界。

自分という島がある。
お客さまという島がある。
船で商品をお届けする。その時、海の水が枯渇したら‥
荷物は運べない。商品をお届けすることはできない。
海とは営業の心です。海とは愛と慈悲です。
その愛情と慈しみの心を、満々と湧き出させなければ営業はできません。
お客さまが困っていたら助けてあげる。
お客さまが幸せになる商品を提案する。
売ることしか考えない営業は、海が枯渇しているのです。

これは、先日、上司から教わった話。これが本当の歩む道ですね。
黄金の雨がジャブジャブ降って、愛と慈悲との海があれば、きっと恐いものはない。そのように思います。^^
黄金の雨の記事は、→ここをクリック！

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-14 23:25 | 普通の生活 | Comments(0)

清濁併せ呑む

☆妥協は仕事の必需品。
「妥協は仕事の必需品」などというと怒り出す人がいるかも知れない。
創価学会員なら、この言葉に嫌悪感がある人は少なくないだろう。
かくいう私は、「清濁併せ呑む」というのは「味噌も糞も一緒」というぐらい「許せない」言葉だった時代がある。
この言葉は、「大海が清流も濁流も隔てなく受け入れることから、心の広い人のこと」の譬えである。
実際に職位が上がって行くと「清濁併せ呑む」を選択せざるを得なくなる。
意見は1つにはならないし、好みも立場も違うからである。
ビジネスは宗教ではない。表もあれば裏もある。
ズルもするし、ごまかすことも平気でする。それが世の中だ。
世の中は、学会のようにものわかりのいい世界ではない。
「こうでなければオカシイ！」と独善の神様になったら‥
仕事は成り立たないだろう。

○大同小異。

「小さな違いはあっても、大体が同じであること」
それが大同小異の意味である。
まったく価値観も方法論も同じという組織はない。
何かを同意するために、「小異は仕方ない」との割り切りも必要だ。
予算の決定など、どれが正しいか分からないことがある。
人員の割合（直間比率）、部門ごとの年間予算、経費の分配‥
えいや！と決めて、結果、部門に過剰投資したり、損害を与えたりもする。
不平不満はある。けれど、だいたい、良ければそれで良い。
60点合格。私はそれを行動哲学としている。
60点合格主義とは、→ここをクリック！
もう1つの記事は、→ここをクリック！

○片目をつむる。

ある日、上司が品（しな）という文字の意味を教えてくれた。
「品という字は3つの口がある。お客様と取引先とわが社とが、皆食えると言う意味だ。よい品を持つことで、皆が潤う。これが商売の極意だ」
しかし、現実はどうだろうか？
お客は喜ぶけれど、利益が出ない。これでは会社は倒産する。
利益は出たけれど、仕入れ先に泣いてもらった‥
取引業者が潰れたら、こっちも損をする。
三者が潤う商品ばかりではない。
営業、販売、工事、事務方、株主、顧客、取引先‥
どこかに矛盾も出よう。それが現実だ。
その矛盾を「オカシイ！」と騒ぐ人が必ず会社にはいる。
この世を白と黒に分けたがる我慢気のない人だ。
世の中はグレーゾーンというものがある。
それを「妥協だ」とことさら騒ぐのは、大人げないことです。
少々のオカシナことを延々と批判するより、片目をつむることの方が、物事がうまく行くということは多い。
管理職になったら妥協も必要なのです。

追記：妥協できないことも勿論あります。上記内容は、全てを妥協するという意味ではありません。

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-12 21:09 | 普通の生活 | Comments(2)

続・ちょっとブレイク

☆40編を超えたシリーズ。
普通の生活シリーズが43編になった。
途中の「ちょっとブレイク」のような記事を含めて45編である。
私はここまで長い連載をしたことはない。
もともと飽き性で、1つのことを延々と探究するのは苦手。

それが40編以上なぜ続けられたのか？
それはいろいろと仕事で苦労してきたし、多くの人たちも同様のことで悩んだり迷ったりしているだろうから、読者の皆さまに少しでもご参考にしていただきたいという気持ちからだった。
記事そのものは、私の過去の経験だから、労力もかからない。
けれど、40編も書き続けると、少々、その作業には飽きてもくる。
これは読者の人たちも同じでないか？
と、するなら、一旦このシリーズをこのぐらいにして、違う記事も書いてみようか。
リフレッシュすればモチベーションも復活するかも‥
と、いうことでしばし休憩といたします。^^

追伸：何かこのシリーズでリクエストのある方はおっしゃってください。
私に体験があればご参考程度のことは書けますので。

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-08 06:21 | 普通の生活 | Comments(0)

ものは言いよう

☆言葉にチカラあり。
思ったことをそのまま口にして生きられるなら楽だ。
しかし、信頼関係のない人との対話やボタンの掛け違いでトラブルになることは多い。たとえば、問題のある行動を見たとしよう。
何気に、「～さん、それはオカシイよ」と言ったとする。
しかし、当人は問題だと思っていない。そうなると口論になる。
世の中、そういうことが沢山ある。
これはリアルの世界だけではない。ネットも同様、トラブルは尽きない。
良かれと思って注意する。しかし、その注意もその人の価値観で行われるから、受け手の考え方とは違っている。
じつは、どっちもどっちの口論が多い。
言い方一つで気持ちが晴れたり曇ったりする。
対話というのは難しいものである。

○大量の汗。

ある日、私の部門の女性が、似合わない髪型にしたことがある。
どう見ても、以前の髪型が良い。はっきり言って、似合わない。(^^：
でも、何か声を掛けなければマズイ。
「その髪型、いいよ、似合うよ」というと真っ赤なウソもつけない。
「その髪型、ヘンだよ、似合わないな」‥これはNG。
悩んでいると、その女性社員は私のデスクに書類を届けにきた。
どもりつつ「ありがとう‥」というのが精いっぱいであった。
何も言えず、私は無反応で大量の汗をかいた。
これは修行が足りない。ぜんぜんなってない。
あゝ、管理者失格である。
このときの必殺技がある。それは奥さんに教えられた言葉だ。
「オシャレだね」、この言葉で全部解決がつく。
この言葉は、魔法の言葉なのだ。

○奥さんのアドバイス。

奥さんと家の近所を散歩していたときのこと。
「ヘンなデザインの家だなあ」と私が言った。
すると、「友人のAちゃんも同じこと言っていた。でも、ヘンって言わない方がいいよ」とのこと。
「じゃあ、何ていうの？」と聞くと「オシャレな家って言えば？」とのこと。
「変わっている」を「珍しい」と受け止め、「オシャレ」と言う。
「なるほどなあ！」と感心した。
この言葉は私の頭にインプットされた。

○使ってみた。

あるイベントに行ったときのこと。
いつもと雰囲気が違う。何だかオカシイ。
そこにBさんが髪の毛を銀色に染め、眉毛まで銀色になっていた。
それは、まったく、この世のものとは思えないオゾマシさ。
突拍子もなく似合わないし、恐ろしくて近寄りたくもないような容姿であった。
先のお話の似合わない髪型の女性の10倍も異様なのだ。
そう思っていたら、いつの間にか、Bさんと席が一緒になってしまった。
ドキドキしながら私は「魔法の言葉」をつぶやいた。
「Bさん、オシャレになったね。随分なイメージチェンジだなあ」
するとBさん、満面の笑顔を浮かべてくれた。大成功！^^
1週間後、再びBさんに会った。すると元の黒髪になっていた。
周囲の雰囲気から問題を悟ったのだろう。

ともかく、円滑な人間関係を築くには「心にもないセリフ」も必要だと思います。
物は言いよう。引き出しをいくつか持ちたいものです。

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-06 21:43 | 普通の生活 | Comments(2)

女性のあつかい方 2

☆押してだめなら引いてみる。
この世にパーフェクトな人はいるだろうか？
少なくとも、私の知り合いの中にはいないように思う。
長所もあれば、短所もある。それが人間である。
やさしい人は厳しくできないこともあるし、専門職は営業が苦手なことが多い。
職場とは、皆で長所を発揮し、短所をカバーし合うようにしている。だから、組織力のある会社は強い。
しかし、短所が短所のままでもいけないから、個々、最低限のチカラは身につけたいものである。

○スタンス。

「女性のあつかい方」という内容を、「できもしないのに」私は記事にしている。
それは、私の弱点をあえて申し上げることで、誰もがお持ちの個々の短所の対処方法について、ご参考にしていただきたいからである。
ここで、読者の方に申し上げておきたいのは、この一連の記事は私の体験から語っているものであって、理想論を言っているのではないということ。
よくありがちなことは、このような記事を書くと、必ず「菊川は女性を蔑視している」とか、「差別している」と騒ぐ連中がいる。
私は女性を尊敬しております。その上で「管理は苦手」と申し上げている。
その点は、誤解なきよう、お願い申し上げます。

○苦手の克服。

「苦手」の克服の方法は2つある。
1つは頑張って苦手を克服し、「できるようになる」こと。
2つは、「苦手」だからやらないという方法。
「やらない」というのは「放置」するということではない。
「得意な人に任せる」ということである。
よく、「できないこと」を延々と問題として指摘する人がいるが、誰もができないことは必ずある。そんな不得意なことをやらせるより、得意なことをやってもらった方が会社にとっては良いことだ。
計算が苦手な人に経理を担当させたり、細かな作業が苦手な人に職人の仕事をさせるというのは効率的ではない。
それは、体力の弱い人に力仕事をさせるようなもの。
逆に得意なこともできなくなってしまうから、まったく価値のないことである。
私は「私でなければできない仕事」をしなければならないから、あえて不得意な仕事はしないようにしている。
自分ではやらず、他の人にお任せする。
これはとても効率の良い方法である。

○苦手でよい。

私の体験から申し上げて、「時間欠乏症」の人は管理者には不向きだ。
どうしても指示、命令が単調にならざるを得ないからである。
要するに、手間暇をかけていられない。端的明瞭、あとは宜しく、である。
女性の管理の場合は、（おそらく）置かれている状況を良く見定め、あらかじめその立場を理解した上で接しないとトラブルになることがある。（と感じる）
では、男性はどうだろうか。男性は指示に「イエス！」が基本として育てられているから大丈夫だ。（と感じる）
理不尽なことにも耐えるべきは男なり‥勿論、全員ではないが。
ともかく苦手は苦手でよい。それでも会社は評価してくれる。
なぜなら、上司も同じことに悩んできたのだから。

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-05 22:31 | 普通の生活 | Comments(0)

女性のあつかい方 1

☆女性の管理が苦手。
さて、この世の中には男もいるし、女もいる。
今や女性の社会進出は目覚ましい。
女性の戦力化ができる会社は必ず伸びるとされている。
この女性といかにうまく付き合えるかは企業としては死活問題だ。
しかし、私は女性の管理は下手くそである。

○不得意。

女性を上手に管理できる人はいるが、会社では少数である。
もともと私は直球勝負のタイプで、変化球の球数が少ない。
気のきいたセリフは苦手で、思ったことをストレートに言うから誤解もされる。
論理的には男性的で、短期間の伝達を好むから、私とお付き合いできる女性は限られてしまう。
“気難しい女性”や“ヒステリックな女性”との付き合いはうまくいかない。
そもそも、27歳にして女房にも捨てられた私である。
以来、女性恐怖症のところがあり、気の合う女性のみお付き合いをし、気の合わない女性は敬遠してきた。（あくまで仕事上のこと）
すなわち、気が合わない人は直属の部下にはしないということ。
その人に相応しい上司の元にお願いする。
私は人の管理を仕事とするより、商品開発や技術革新をやりたいので、二兎を追いたくないのである。

○昭和人。

私は、やっぱり昭和人（しょうわじん）である。
スポコン時代の申し子であり、鉄拳制裁で育っている。
甘っちょろいことを言っていたら、「馬鹿者！」と殴られたものだ。
「おい、何でそんなことが分からないのか！」
「自分で考えろ、アホ！カス！」
そんなことを言われながら育ったし、仕事をしてきた。
しかし、そんなパワハラは今ではとんでもない時代になった。
私が嫌うのは、こちらの言い分を受けとめないで「できません」と言われること。
これが一番困る。上司の依頼を断るというのは理解しにくい。
「できませんではなく、やる努力をしなさい！」と言うとふてくされる。
ふてくされるというのは、心の中で「そんなの無理！」と反発しているのだ。
生き方が違うとでも言えようか。
正直、どう扱っていいのか分からないことがある。

○白旗とともに。

できないことを無理にやろうとするから、オカシイことになる。
私はそのような経緯で、取り扱うことができる女性だけを取り扱うようになった。
私はよく言う。「女性が苦手です」と。
女性たちにも素直に言う。
「私、下手くそなんで、そこを理解してほしい」と。
そうして白旗を掲げて生きている。
私ができないから、女性の管理に力を借りることは多い。
女性の部長や課長に、「ちょっとキツイことを言った。フォローして欲しい」など。
女性の管理職の人たちは、皆、ストレートな話で通用する。

さて、このように書くと、私は「女性の敵」と勘違いされるかも知れない。
けれど、私は女性が不得意だけれど、全員が不得意なわけではない。
女性のタイプによっては、私とうまくいく。
それと、親戚、友人、プライベートは問題なく接することができる。
できないケースがあるのは「仕事」だからである。
仕事は「まあまあ」「こんなものでいい」というわけにはいかない。
その人の感情より、お客さまや取引先の対応が優先されるからだ。
気楽な近所付き合いとは違うのである。
男なら、「こら、だめじゃないか！」と言えるが、女性には言えない。
本当は女性にも言える。あくまで「言える女性」だけであるが。
私が取り扱うことができるのは「言える女性」のみ。
「言えない女性」は、どうしても遠慮せざるをえない。
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▲ by sokanomori2 | 2014-11-04 06:26 | 普通の生活 | Comments(0)

社長を励ます

☆一番辛いのは社長。
私は若かりし頃、社長が一番得をしていると思っていた。
社長は一番給料をもらい、一番楽ができる身分だ、と。
しかし、これは間違いである。
社長と国会議員は良く似ている。議員とは「落選すればタダの人」であり、社長とは「倒産すれば橋の下に住む人」である。
大企業のように、あらゆるシステムが高度で、倒産するリスクが少ない会社の社長と、中小零細企業の社長とでは安定度はまるで違う。

○悩みの深さ。

従業員は、現行法でしっかりと守られている。
過重労働、差別、パワハラなど、昔のサラリーマンが苦しんだ現実は大きく改善された。言いたいことが言える。権利も主張できる。
しかし、役員や社長には、そのような権利はない。
不景気な会社の社長は、仕事がなくても社員に給与を支払わなければならない。
時には、借金して給与を支払う。
事態が好転しなければ倒産で、残るのは借金と元社員や取引先の怒りだ。
何が悪いというのでなく、時代に適応できなかったという必然ですら、倒産は社長の絶対悪の責任となる。
社長とは、実に辛い職務である。

○励ます。

社長は社員から褒められることはほとんどない。
むしろ、文句を言われる立場にある。
頑張って、奮闘しても、誉めてもらえない。
業績が伸びれば、給与アップを迫られる。
儲かっても、過去の借金の支払い、古くなった装備の再購入、会社の問題解決へと資金を奪われてしまう。
もし、そこに社長を励ます社員がいたらどうだろうか。
「社長のお陰です。社長、ありがとうございます！」
社長は、飛び上がるほど喜ぶだろう。
そして、社長は言うだろう。
「いや、あなたたちのお陰ですよ！」と。

○上下はない。

上司が励ます人。部下が励まされる人。そんな固定概念は捨てるべきだ。
上司を親と見立てれば、分かることだ。
父の日、母の日、誕生日、敬老の日‥
そのとき、あなたは何をするだろうか。何もしないだろうか。
会社も同じである。お互いが、励まし、励まされる‥
それが、本当の団結だ。上とか、下とか考えていると真実が見えない。
感謝の心を知らない人は、学会員が池田先生を尊敬し、先生に誓いを立てることに対し、「だまされている。可哀そうだ」と思っているだろう。
池田先生が、会員を自在に洗脳し、その上に君臨しているように見えるだろう。
事実は逆だ。先生が、一番苦労されたのだ。私たちは感謝しているのだ。
ともかく、社長を馬鹿にする人は苦労が足りない人だ。
苦労した人は、社長の凄さが分かっている。

私の親孝行の記事は、→ここをクリック！
母の誕生日の記事は、→ここをクリック！

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▲ by sokanomori2 | 2014-11-01 06:55 | 普通の生活 | Comments(0)

給料ゼロの会

☆いざ鎌倉の続編です。

前回の記事は、→ここをクリック！
倒産の危機に直面したら給与は支払われなくなる。
末端社員には何とか支払う努力をするが、話の通じる幹部社員には給与は支払われないばかりか、場合によって「タダ働き」ということもある。

○給与ゼロ。

10年前、会社がある事件をきっかけに、まったく売り上げができなくなった。
関係者100名は瞬く間に生活ができなくなった。
会社は数千万円の借り入れをしたが、あっという間に給与に消え、資金繰りは悪化の一途をたどった。
手をこまねいていたら船は海の藻屑となる。
間接部門のリストラ、営業部門のフルコミッション化、事務所の移転など、矢継ぎ早に手が打たれた。阿鼻叫喚が広がった。多くの人たちが会社を飛び出した。
みるみるうちに、組織は縮小され2ヶ月後には30名ほどになった。
人は減る。借金は増える。恐怖が広がる。
この渦中に、経営者は2ヵ月分の給与の完全カットを提案した。
遅配ではない。2ヵ月分を支払わないということである。
対象は、部長以上、役員全員であった。私は即座に了解した。
そして必死で働いた2ヵ月分の給与は無報酬となった。
誰かが言った。「給料ゼロの会」と。

○中央突破。

生き残りをかけ、給与をゼロにした戦いが繰り広げられた。
給与がゼロでも働くという人の集団であれば、会社は潰れない。
しかし、これは、捨て身の戦法である。
その地獄の中で奮闘したのは、強い絆の幹部と、迷いながらもついて行こうとする少数の純粋な人だけだ。
勝利は見えない。どこまでやれるかも分からない。
そんな瀕死の状態が3ヵ月続き、ついにチャンスが来た。
会社は奇跡的に仕事を得て、フラフラになりながら食いものにありついた。
まさに、餓死寸前のすれすれだった。
以来、全員で必死に働き、船は元通りになった。
こうして、嵐の海を全員の力で乗り越えることができた。
給料ゼロ2ヵ月‥それは今も語り草になっている。
そして、給料ゼロの会メンバーは、皆、揺るぎない地位を確保している。
もし、あのまま船が沈み、惨めな倒産となっていたら‥
でも、私は最後の御奉公と笑顔で受け入れただろう。
そのぐらいの愛社精神が私にはあったから。
あくまで、私に蓄え（貯金）があったということ、そのことに理解を示してくれた奥さんであってくれたという前提ではあるが。
今となっては、愉快な思い出である。

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▲ by sokanomori2 | 2014-10-31 06:31 | 普通の生活 | Comments(0)

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